本物のうつ病か?仮病かどうか見分ける3つのポイント
うつ病、仮病の見分け方を案内しています。
元うつ病として、うつに苦しんでいたことがありますので、うつ病とはどのような精神病なのかという案内から、
仮病はどのようにして見極めれば良いのか、といった案内を中心に話を進めさせていただきます。
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健康状態を確認する
うつ病、仮病の見分け方の基本となりますが、常に健康であれば、うつ病にかかっていない仮病であると思って問題ありません。
というのも、元気なうつ病患者というのはまったくいないからです。
うつ病にかかった場合、仮病の人とは違い、声などにあまり精気を感じなくなります。
なので、うつ病だと言っている割に、状況の整理を冷静に行えたり、いきなりふさぎ込んでしまうような動作が見られない場合は、もしかすると、うつ病だと思い込んでいるだけの可能性が出てきます。
ただ、1度、2度確認した程度で仮病だと判断するのは良くありません。
というのも、家族関係、友人関係を意識して、あえて元気なふりをされている人も多くいるからです。
このような対応は男性よりも、女性に多く見られるとされています。
男性の場合、うつ病にかかると性格がガラリと変わるため、簡単に見抜ける人が多くいます。
ですが、うつ病、仮病の見分け方が難しいとされている女性の場合、人前ではニコニコと笑っていることが多く、人がいない場所で、動悸といった症状に苦しめられている人もいます。
なので、女性の仮病を見抜く場合は、長期的な健康状態の確認、そして人前以外ではどのような症状が出てしまうのかの2点を重視し、うつ病、仮病を見分けるようにしましょう。
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自己申告が目立つ場合は怪しい
うつ病は、簡単にうつ病、仮病を見分けることもできます。
例えば、自己申告が目立つようであれば、高確率でうつ病ではないと思って問題ありません。
うつ病にかかっている人の大半は、心が不安定になりやすいため、現実を理解する力が弱まり、現在の体調、精神状態を正確に伝えることが難しくなります。
また、うつ病にかかったことがない人の場合、いきなりうつ病らしい症状を抱えるようになっても、周りの人に知られたくない、自分はうつ病にかかっていないと判断し、周りの人に、うつ病の症状を見せないように工夫することが多いのです。
そのため、自己申告が目立つ人は、風邪などの症状とうつ病を勘違いしているような、曖昧な考えで自己申告を行っている可能性が高いのです。
本当にうつ病にかかっている場合、そもそも、人と会話することすら億劫になってしまいますし、人によっては動悸だけでなく、吐き気、胃痛を感じる人もいますので、このような症状が出ていないかも確認しておきましょう。
コミュニケーションの度合いで推し量る
うつ病の仮病を見分けるポイントの中には、あえてコミュニケーションを取ることで、うつ病なのかを遠回しに診断するというテクニックもあります。
例えば、最近起きたこと(最近のニュースなど)で、気になっていることなどを質問してみましょう。
うつ病の場合、日常そのものが気にならなくなってしまいやすいので、質問に答えてくれない、もしくは「無い・・・」と回答することが多いです。
しかし、仮病の人にとってみると、質問に回答することは些細なことなので、回答に苦しむ様子もなく回答できることが多いのです。
それと、食事を一緒に行い食事量、会話量を確かめてみるのも効果的です。
うつ病が深刻化すると、食事量が正常な時の半分にまで減るという事例が多く、進んで自分から会話しようとしない、もしくは、会話の途中で会話の気力を失うことが多いため、このような簡易的な対処でも、仮病を見抜くことができます。
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