統合失調症とうつ病ですが、何か?

統合失調症とうつ病を併発して、5年がかりで克服し完治させたアラサー男の記録をまとめます。前職は営業職で病みまくり、今はストレスの少ない仕事で社会復帰を果たしています。

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なぜ普通に眠れないの?うつ病と睡眠時間の関係。

      2018/12/01

うつ病の人で、不眠など睡眠関連で悩まされている場合は非常に多いです。

私自身も、一時期ほとんど眠れない時期もありました。

しかし、なぜこのように睡眠に異常が生じるのでしょうか?

よって、ここではうつ病と睡眠時間などの関係をご紹介します。

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なぜうつで?

まず、なぜうつ病になると普通に睡眠がとれなくなるのでしょうか?

うつ病の人は心が不安定な状態に置かれています。

たとえば、気分が晴れない、がんばる気力がおきないなどが代表的な症状です。

 

そうなると、それら心の不調が体にも出現してくるようになります。

これは、一般に健康な人でも不安で眠れないことがあるなどからもわかるでしょう。

 

うつ病の人はそれが毎日続いているということだと言い換えることもできそうです。

また、心の不調が神経やホルモンなどに影響を及ぼすこともあり、それで体の症状を引き起こすとも言われています。

とにかく、うつ病によるその体に出る症状の一つが睡眠障害なのです。

 

うつ病による体の不調はそれだけではなく、頭痛、食欲がなくなる、体が重いなど様々な症状があり、それらが合わせて出てくるのが普通だと言えます。

私も不眠だけではなく、頭痛にも大変悩まされていました。

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睡眠障害

うつ病による睡眠障害、不眠症は単に眠れないという入眠困難の症状だけではありません。

他にもあるんですね。

まず、朝に自分が起きようと思った時間よりも早く起きてしまう早朝覚醒があります。

 

この症状があるうつ病の人は多いと言われています。

私も朝3時間以上も早く目が覚めて、この症状に悩まされたことがありました。

 

これだと日中にかなり眠たくなって体の疲労感がすごかったです。

他には、夜の睡眠中に何度も目が覚める中途覚醒、時間的には眠っているはずなのに眠りが浅く疲れがとれない熟眠障害というものあります。

これらの不眠症も大変辛いと思われます。

 

逆のパターンも

ここまでは、うつ病だから眠れないという前提で見ていきました。

しかし、逆のパターンも多いと言われています。

つまり、元々不眠症であったため、結果的にうつ病になってしまうということです。

 

実際、不眠症の人がうつ病になるリスクが高いという研究例もあります。

よって、慢性的に不眠の人は、自分はうつ病と関係ないと思うのは、ちょっと考えものかもしれません。

 

ただ、不眠がちの人はうつ病の早期発見につながることもあるので、早めの診療が重要と言えそうです。

自分は大丈夫だからというのは、自分にとって、周りの人にとってもあまりよろしくないでしょう。

うつ病は、誰でもなり得る身近な病気なのですから。


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