統合失調症とうつ病ですが、何か?

統合失調症とうつ病を併発して、5年がかりで克服し完治させたアラサー男の記録をまとめます。前職は営業職で病みまくり、今はストレスの少ない仕事で社会復帰を果たしています。

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こんなことで?自分でも抑えられないイライラはうつ病の悪化サイン

      2017/04/08

うつ病によるイライラ

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うつ病の原因として、脳の中の伝達物質の量が正常でないことが知られています。

人の感情を正常につかさどるセロトニン(心のバランスを保つ)。

ノルアドレナリン(気持ちを明るくする)。

ドパミン(興奮、やる気を引き起こす)。

気持ちを保つ上で必要な3種類の成分が、シナプス(伝達物質を送る役割)を正常に移動できないことがあります。

 

脳の中の伝達物質は心の状態を調整する働きがあるので、うつ病の場合には気持ちが落ち着かなくなって、イライラしてしまうことになります。

ずっとイライラした状態にいることは、うつ病の状態を悪い方向に導いてしまう可能性があるので、ここでは簡単にできるうつ病によるイライラ解消法をお知らせします。

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うつ病によるイライラ解消法1 深呼吸

イライラの解消法には深呼吸が有効です。

深呼吸をすると副交感神経の働きが強くなるので、自然とリラックスでき、イライラが解消される方向に向かっていきます。

深呼吸の方法は、息を吸う時間よりも、吐く時間を数時間よりも2~3倍の時間はいてみましょう。

息をはく時間にリラックスができるので、体の中にある空気を全部はきだす感じですね。

「今イライラしているかも」と感じたら、取りあえず深呼吸してみましょう。

 

うつ病によるイライラ解消法2 笑う

うつ病によるイライラ解消法に、笑顔は有効です。

うつ病なのに笑うことなんてできないよ・・・というときは、作り笑いでもOKです。

じつは人間の体は単純で、悲しいときでも運動をすれば脳が錯覚して「あっ今体を動かしているから興奮してる」と、気持ちを高ぶらせて悲しい気持ちを和らげてくれます。

それと同じで顔が笑った状態になると、それが副交感神経の働きにつながって、同様に気持ちを穏やかにしてくれるようになります。

 

うつ病によるイライラ解消法3 体を動かす

うつ病によるイライラには運動が効果的です。

体を動かしていると、イライラが解消されていきます。

どんな運動でもOKです。

ウォーキング、筋トレ、好きなスポーツ、カラオケ、大声を出すなどどんな方法でもOKです

僕はうつ病のとき犬を飼い始めました。

というのも、母がうつ病治療には犬と接するのがいいと聞いてきて保健所から貰ってきたんです。

 

犬なんて飼ったことはありませんでしたが、ずっと一緒に横にいてくれる。

話をすると「ワンワン!」と返事をしてくれて、とても温かい気持ちになる。

そんなプロセスをふんで、調子がいい時は犬の散歩ができるようになりました。

一人ではおっくうでできなかった散歩も、犬がいると散歩することが自然で、犬もとても喜んでくれるのでいい運動になりました。

自分一人で運動が難しいときは、誰かと一緒に運動するのもいいですね。

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うつ病によるイライラ解消法4 リラックスする

リラックスした状態は、脳の興奮状態を和らげてくれるので、イライラがおさまってきます。

リラックスの方法は、自分にあった方法を見つけることがポイントです。

ヒーリングタイプの音楽を楽しむ、アロマオイルで気持ちを静める、ヨガのような瞑想をしてみる、マッサージをする、ペットを戯れるなど、どんな方法でもいいのです。

 

ちなみに、僕は川のせせらぎや小鳥のさえずりで癒しを与えてくれるというCDを聞いてみましたが、全くダメでした。

何かこう・・・逆にイライラしてくるんですねw

普通なら脳に癒し成分であるα波が出るそうなんですが、例え出ていたとしても気持ちの部分でリラックスできなかったら、それは自分にはあってないのです。

 

僕の場合はかなり暗い話ですが、同じようにうつ病に苦しむ人や、自分よりもっと大変な状態にある人のブログを読むことで当時はリラックスしていました(性格悪くて申し訳ない)

なんというか、「あっこんな状態の自分より苦しんでる人がいるんだ」というのが、心の拠り所になっていたんだと思います。

かなり性格悪いことですが、そんなことでしか自分を保てないほど切羽詰っている状態なのがうつ病なんです。

 

うつ病によるイライラ解消法5 イライラを吸収してもらう

うつ病のイライラは周囲に吸収してもらうと、治まってくることがあります。

「俺はもう一生このままだよ」「テレビ消せよー音がうるさいよ(泣きながら)」

「お前は何でもできていいね。俺は何もできないのに」

と、愚痴や暴言を吐くことがあるのがうつ病です。

 

こんなのを毎日聞かされていたら、いくら家族でも妻でも、愛想をつかされてもおかしくありません。

しかし、このようにネガティブな発言をするのは、うつ病が最も酷いときです。どうか、そのときはそれに付き合ってあげて下さい。

 

その時は本心で放っている言葉ですが、今健康な状態になると、めちゃくちゃバカなことを言ってたと思います。

家族は、うつ病のイライラにたいしてそれを共感して、受容してあげる対応をしてあげると自然にうつ病によるイライラが解消してくるようになります。

うつ病の方の抱えている心のイライラを十分に理解してあげるという姿勢は大きな効果を与えてくれます。


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