寝過ごした!うつ病で過眠になる原因と朝起きるための対策方法
2017/04/08
うつ病になるとと一般的には睡眠不足になることが多いのですが、逆に過眠になってしまう場合もあります。
前者のうつ病は特定型うつ病といわれています、後者は非特定型うつ病といわれています。
特定型うつ病の場合には医学的な治療法が大きな効果を発揮しますが、非特定型の場合にはほとんど効かないというのが現状です。
なぜならば、非特定型うつ病はその原因がほとんど分かっていない部分が多いからです。
現在医療機関で行われているうつ病の治療方法は、主に特定型うつ病の回復のためのものであるのです。
非特定型には、効果がほとんど出ないのが現状です。
今回はそんな過眠に陥る原因と、朝すっきり起きるための対策方法をまとめます。
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非特定型うつには精神療法が効果的
非特定型うつ病にたいしては、精神的な療法がとられることが多くなります。
すぐに効果が現れないことも多いのですが、精神療法によって徐々に非特定型うつ病の症状が回復してきます。
特に深刻なのは過眠ですが、過眠に対しても精神療法がおこなわれます。
精神的な治療と同様に本人の気持ちの持ち方も重要なものです。
非特定型うつはとくに若い人がかかりやすく、主に10代~20代が発症しやすくなります。
これは、現代の歪んだ社会からの甘えや、生きずらさからくる心の闇が原因ではないかと個人的には思っています。
わたしもまだ20代ですが、日本社会には強い生きずらさを感じます。
仕事中は憂うつすぎて何もできないのに、そのストレスの場所から離れたらすっきり!といのは、誰しも経験していることでしょう。
これは通常のうつ病よりも理解されがたく、甘えをこじらせて病気になってしまったかのように見えます。
個人的には、これは心の弱さが産んだ病気だと思っています。
治療は家で過眠をとって体を休ませるより、運動してたくさんの楽しいことを経験して、人生や社会に意味を見出していくことが、解決の糸口になると思います。
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過眠は体に毒だという意識が重要
うつ病による過眠にたいしては、本人が十分に睡眠をとっていることを認識させることが必要になります。
人間は1日8-10時間睡眠をとれば十分なので、9時間以上は寝すぎで、逆に体に不調をきたしてしまいます。
体調不良の原因が過眠だと意識できれば、朝起きるのが苦ではなくなります。
寝たりないと思っていると、朝積極的におきることは不可能になります。
また、朝起きやすい雰囲気つくりも重要です。
心地よい音楽をかけるのも良いですし、日光の光が射し込む環境というのでもOKです。
生活のリズムを体に覚えさせることも良いやり方です。
毎日10時に寝て、朝7時には起きるというリズムを体が暗記してくれれば、過眠を防止できます。
そのためには、生活のリズムが重要になってきます。
運動は無理にでもしよう
睡眠が浅いと疲れがとれないので、朝起きるのが辛くなってしまいます。
8時間熟睡できればOKなのですが、眠りが浅い場合には朝起きるのが辛くなります。
熟睡のためには、適度に体が疲れているのは良いことです。
積極的に昼間に体を動かして、適度な疲労があるようにしていくことも効果てきです。
過眠の症状がでるうつ病患者は、元気なときでも自分がしたい楽なことしかしない傾向があります。
ゲームをしたりゴロゴロしたり、体を動かすことが嫌い・苦手なタイプが多いようです。
元々運動をしない生活スタイルのため、うつ病を発症したとも考えられます。
眠れない症状がでるうつ病の人は無理に運動することは禁物ですが、過眠の場合は無理にでも運動しましょう。
熟睡のためには、寝る2時間くらい前からは食事をとらない、さらには過度に明るい画面を見ないようにした方がいいでしょう。
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