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統合失調症とうつ病を併発して、5年がかりで克服し完治させたアラサー男の記録をまとめます。前職は営業職で病みまくり、今はストレスの少ない仕事で社会復帰を果たしています。

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うつ病で保険に入れない!実は僕も入っていません。その安心の理由

      2017/04/08

うつ病になると保険に入れない

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うつ病を発症しているあるいは前歴がある場合には、一般の保険に入ることができない場合が多いものです。

保険に入れないと、うつ病の治療においてはデメリットを生じてしまうと思ってしまいがちですが、実はそうではない部分もあります。

うつ病によって保険に入れなくても心配ないという事例をここでは紹介していきます。

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健康保険

一般の保険にうつ病に入れないとしても、誰でもが健康保険には加入することができます。

健康保険に加入していれば、医療費の自己負担分は3割となります。

会社を離職している場合には、国民健康保険に加入することができます。

 

また、健康保険には高額療養費制度がありますので、毎月の自己負担額の上限も決まっているので、

保険に入っていなくても自己負担額は高額にはなりません。

 

傷害給付

うつ病によって、会社を離職あるいは休職した場合には、給与を得ることができなくなりますが、一定期間傷害給付を受給することができます。

従って、保険に入っていなくても医療費の支払いが困難にはなりません。

 

障害者認定

一定の条件を満たしている場合には、うつ病による障害者認定を受けることも可能です。

障害者認定を受けている場合には医療費の自己負担額が1割に減額されることになります。

うつ病によって保険に入れないとしても、医療費の負担は大きくはなりません。

 

雇用保険

うつ病によって会社を離職した場合には一定の待機期間なしで雇用保険を得ることができることになります。

従って、うつ病によって離職したとしても、医療費の支払いに困ることはありません。

 

労災

うつ病発症の原因が、会社の労働条件やハラスメントである場合には、労災認定を受けることもできます。

労災の場合には、医療費を支払う義務がなくなります。

 

生活保護

うつ病によって、仕事に就くことができず、生計を維持することができない場合には生活保護の申請も可能です。

生活保護を受給しているときには、医療費の自己負担が無くなります。

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保険への加入の有無

うつ病によって保険に入れないとしても、これまで見てきたように医療費の支払いに困ることはないと言えます。

ですから、保険に入れないからと言って心配することはありません。

毎月の保険料の支払いを考えると、うつ病の場合には保険に入らない方が得な部分が多いでしょう。

 

(毎月5000円の保険料を払うとすると、年間で60000円の出費となるので、その分貯金した方がお得といえます。)

一般の保険は特定の条件を満たしていないと保険料を受け取ることができない場合もあります。

 

嘘をついて加入してもOK?

うつ病であることを隠して、一般の保険に入った場合には、うつ病であることが後から、発覚すると保険金の給付を受けることができなくなります。

保険料を無駄に払うことになります。

 

うつ病でも加入できる保険

どうしても、保険に入りたい場合にはうつ病でも加入できる保険があります。

しかし、一般の保険よりも保険料が高いことが多くなります。

加入することにメリットがあるかどうか、自分で契約条項を確かめるのがいいでしょうね。

 

貯金の目安

うつ病の場合に、どのくらいの貯金があれば安心なんでしょうか?

150万ほどの貯金があれば十分だといえます。

フリーランスや自営業者の場合には半年から1年の生活費の蓄えがあるといいでしょうね。

それだけあれば、仮にうつ病によって仕事ができなくなってしまっても生活に困ることはありません。

 

うつ病の治療を優先

うつ病になってしまっても、数百万の預貯金があれば、生活に困ることはありません。

治療の期間の長期化を避けるためにも、お金のことよりも症状の回復に集中して行くのがいいでしょうね。

保険については、健康保険に加入していれば問題ありません。


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