統合失調症とうつ病ですが、何か?

統合失調症とうつ病を併発して、5年がかりで克服し完治させたアラサー男の記録をまとめます。前職は営業職で病みまくり、今はストレスの少ない仕事で社会復帰を果たしています。

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■無理は禁物。うつ病の仕事探しはここを注意しよう

      2017/04/08

うつ病あるいは回復後の仕事探し

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うつ病になってしまうと、仕事を探すのがとても難しいものになってしまいます。

休職期間がある、うつ病である(完治していたとしても)を履歴書に書いてしまうと、面接すら受けさせてもらえなくなるからです。

僕の場合もあまりにもうつ病だと素直に話すと落とされるので、最終的には隠して面接を受けていました。

履歴書に嘘をつくことはできませんが、休職や退職にはいろいろ理由があるので、うつ病のことをわざわざ告知することもありません。

今回は、難しいうつ病の仕事探しのポイントをまとめます。

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焦ることはNG

仕事が見つからない、良い仕事があっても受からないと焦ることはよくありません。

焦る気持ちはうつ病を悪化させるので、さらに仕事探しが困難になってしまいます。

焦りの気持ちを先ずは解消しましょう。

 

僕の場合、生活保護を受けながら仕事を探していたので、「国の血税を使ってはいけない」という負い目があり、それで焦っていたというのもあります。

そのため完治したのに関わらず、即効でまたうつ病を再発する一歩手前まで自分で自分を追い込んでしまいました。

再発してしまうと、さらに生活保護に頼らなくてはいけない状況になるので、焦りは禁物だと本気で感じます。

 

仕事をするための準備

うつ病によって仕事をしていない状態の場合には、仕事をするように体が順応していないものです。

まずは、仕事をするための準備をしましょう。

 

毎日決まった時間に起きるようにする。

仕事場で一般的なワープロや表計算ソフトを使ってみる。

段々と集中力をアップするようにしましょう。

仕事に必要な体力をつけるようにしましょう。

少しずつ出来るようにすればいいでしょう。

 

自分に合った仕事は?

自分に合った仕事はなんであるかをはっきりイメージできるようにしましょう。

・働く理由を明確にする (お金のため?社会のため?自分の好きな仕事だから?)

・働き方を明確にする (正社員?契約社員?パートタイム?)

・いつごろから働く (今すぐ?来年から?2-3年働いてみる?定年まで?)

・どこで働く?(大企業?中小企業?都会?地方?)

・誰のために働く? (自分のため?家族のため?社会のため?)

について明確にできていると、自分に合った仕事を探し安くなります。

うつ病であっても仕事探しがこれによって容易になってくることがあります。

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用意するものは?

実際に仕事を探すことになったら、履歴書・職務経歴書を用意しましょう。

面接試験に備えて、想定問答集を用意するといいでしょう。

また、うつ病の仕事探しにおいて用意しておかなければならない最大のことは、休職期間や、うつ病が治っているのかを説明することです。

その辺りの面接や就職活動は、以下のページにまとめています。

うつ病の不利な転職活動はこう乗り切れ!面接と対策といい回し方法

 

休職情報集め

求職の情報はハローワークにお願いすると良いでしょう。

ハローワークですと、就職相談や職業紹介のサポートを受けることができます。

面接練習のサポートにも対応してもらえます。

リワークプログラムという社会復帰を支援する活動も行われています。

独立行政法人系のプログラムは、利用料が無料なので、うつ病から社会復帰するには役に立ちます。

リワークプログラムに関しては、下記にまとめています。

うつ病の再就職は課題が多い!失敗しないためのポイントをまとめる

 

障害者向きの仕事探しは厳しい

うつ病であまりにも仕事探しに困っていた時、こうなったらもう障害者枠で採用してもらおうと思い、障害者枠で応募しました。

しかし、返ってきたのは無情なお祈り通知ばかり・・・・。結局面接にすらこぎつけたところは、一社すらありませんでした。

担当のカウンセラーの方に相談したところ、うつ病や精神疾患の病気をわずらった場合は、障害雇用枠での雇用は厳しいのが現状だということを聞きました。

障害者枠は、主に車いすや身体的に不自由が生じている人の場合が、効果的に機能することが多いそうです。

身体障害者は、スロープを用意したり、トイレを設備したりと、仕事をしやすい環境を作ることができれば、張り切って仕事をしてくれるそうです。

 

しかし、うつ病などの精神疾患をわずらった場合は、現実問題としてすぐに休職したり辞めてしまったりということが多いそうです。

それも連絡なしで、せっかくの正社員の仕事なのに数日で辞めてしまうことがあるそうです。

そのため、企業側もうつ病の障害者雇用には前向きではなく、かなり慎重になっているという背景があります。

応募してはいけないわけではありませんが、通常の職探しよりはむしろ大変な可能性があると思おもいます。

 

在宅勤務もお勧め

うつ病の場合には規則正しい生活を送るのが難しい場合があります。

そのような場合には在宅勤務の仕事探しをするといいでしょう。

在宅勤務の場合には自分の好きな時間に自分のペースで仕事をすればいいので、一般に勤務するよりもストレスが少ないものになります。

 

僕は現在プログラマーをしていますが、近々在宅勤務を希望しようとしています。

在宅勤務を選択するのはなかなか難しいですが、今はランサーズやSOHOなどで自分の長所を活かした仕事をすることもできます。

ロゴをデザインしたり翻訳したり、文字お越しなどの仕事があり、しっかり仕事としてすれば生活費くらいは稼げます。


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