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統合失調症とうつ病を併発して、5年がかりで克服し完治させたアラサー男の記録をまとめます。前職は営業職で病みまくり、今はストレスの少ない仕事で社会復帰を果たしています。

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妻にこそしてほしい早く治すための適応障害の夫への接し方

      2018/05/10

適応障害をわずらっている人との接し方として、適応障害に悩まされている夫に対して、妻が何をできるのかを案内しています。

また、夫の立場も理解して、どのようなことをしてくれると、気持ちが楽になるのかも案内しています。

今回は、一番近い間柄である妻だからこそしてほしい、適応障害の夫への接し方をご紹介します。

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適応障害を知ってほしい

適応障害でもそうですが、精神的な問題の相談を受けている方が、わかったわかったと曖昧に対処するのは良くありません。

というのも、そのような対応を嫌がるからです。

 

健常者であれば、話を聞いてくれるだけで良い、もしくは、曖昧な対応に対してしっかりと聞いて欲しいと言うことができます。

ですが、適応障害をわずらっている人の場合は、精神的にかなり脆くなっているので、まずは、どのような精神状態なのかを理解し、そして、適切な対応を心がけたほうが良いです。

 

例えば、辛いのであればやめれば良い、努力が足らないので報われないという回答は良くありません。

具体案が盛り込まれていない場合、適応障害をわずらっている人にとっては、まったく役に立たない回答となり、その後は、相談を持ちかけてこなくなる、もしくは自暴自棄になることもあるのです。

 

このように、普通ではない精神状態を精神の耗弱というのですが、可能であれば、適応障害の著書を読むなどして、どのような症状が出るのか、どの程度の辛さなのかを知っておくと良いでしょう。

現代であれば、インターネットもありますので、情報収集が難しいということもありません。

妻として夫を支える場合は、良き理解者になってあげる必要があるのです。

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否定しないで欲しい

前述の案内の補足となりますが、適応障害をわずらっている人は、長期間で適応障害に悩まされているほど、精神的な問題を多く抱え込むようになります。

例えば、中立的立場を取る人であっても、敵なのか、味方なのかと考えるようになるのです。

 

そのため、会話の最初から否定が目立つ場合、適応障害の問題を抱えている人は、どのようにしてコミュニケーションを取ればわかりません。

また、言っていることが間違っているという場合も、とりあえず話の内容を理解しているふりをしましょう。

 

重要なのは、コミュニケーションを円滑にすることです。

適応障害をわずらっている人は、とりあえず愚痴を聞いて欲しいだけ、信用できる人と会話する場合は、どのような問題を抱えているのかを、明確に話したいと考えています。

このように、段階を経る形で信用が高まっていくので、安易に否定してしまうと、コミュニケーションそのものが成立しなくなるのです。

 

肯定して欲しい

否定をしてはいけないという案内をしましたが、肯定する際は、以下のような具体性を持たせる形で行うようにしましょう。

例えば、仕事が辛いなど、毎日の生活で困っている様子であれば、どんなことをして欲しいのか、また、わかって欲しいだけなのかを理解します。

 

わかって欲しいだけなのであれば、話をとりあえず聞いてあげましょう。

そして、仕事が辛いので休みが欲しい、もしくは、病院でカウンセリングを受けたいという場合も、その対応で間違っていないと答えてあげるのです。

 

さらに、そのような対応を取ったおかげで、状況が良くなるかもしれないというアドバイスも添えましょう。

適応障害をわずらっている人は、接し方次第で考えを変えてしまうことが多く、否定が目立つ場合は、いきなり黙ってしまうこともあります。

 

なので、少しずつ障害を認める方向に誘導し、具体的にどのような治療法があるのか、明るい未来はあるのかを伝えるのです。

また、話に具体性を持たせるのは大事なのですが、だからと言って保証もするのはいけません。

というのも、人によって治療期間が異なりやすく、その影響でトラブルが起きることもあるからです。


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