僕がうつ病で辛いと感じることランキングにしてみました
2017/04/08
うつ病の辛さ
うつ病の時の辛い気分は、多分本人じゃないとわからないように思います。
それを上手く周囲に伝えられないので、それも辛い気分を大きくしてしまいます。
今回は、僕がうつ病中に辛いと感じていたことを、ランキング形式でまとめます。
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1位 常に落ちこんだ気分
落ち込んだ気分にうつ病になると襲われます。
とくに落ち込む理由はないのですが、いつも落ち込んだ気分になるのはとても辛いことです。
周囲はそんな状態に対して励まそうとするのですが、それさえも本人にとっては辛いものになってしまいます。
というのも、本人は周囲の気持ちに応えようとするのですが、それができなくて更に辛い気持ちになってしまいます。
とにかくうつ病になる人は真面目で、融通が利かないです。
そのため、今まではできていたことができずに、周りに迷惑をかけていることを実感してしまうと、すごく嫌な気分になるんです。
とくに看病してくれる家族にはあたりが激しく、一時期は暴言を吐いたりしていました。
そのことすら辛く、「自分はなんてダメな人間なんだ」という心の闇が辛かったです。
2位 楽しめない
うつ病によって、楽しい気分になれない症状が出てきます。
これまで、楽しめていたものを楽しめないのは辛いものです。
さらには、一緒に趣味などを楽しんでいたグループの中に入っていけなくなるのも辛い気持ちを大きくしてしまいます。
この症状が悪くなると、一人でいることが多くなって、引きこもりになってしまいます。
僕の場合、うつ病の治療の一環として行っていた、趣味でもあるオンラインゲームでさえ辛くなりプレイできなく時期がありました。
以前は会社が終わったら1時間でも30分でも!と楽しんでしていたゲームができなくなることは、自分でも衝撃でした。
食べることも寝ることも、趣味も好きな人といることも楽しくない。
そんな生活に楽しみを何一つ感じない状態って想像できます?
3位 食事の悩み
うつ病によって食欲をコントロール出来なくなってしまいます。
全く食欲がなくなる場合と、食欲が異常に旺盛になってしまうときがありました。
僕の場合は、とくに食欲がなくなり、半年の間に68キロあったのが61キロにまで減量されました。
ダイエットになるのはいいかもしれませんが、過酷すぎます。
食事をしても味を楽しむことができなくなるので、辛い気持ちになってしまいます。
体重の異常なまでの増加あるいは減少が起きてしまって、スタイルの面で悩みが多くなってしまって、それも辛い気持ちを増大します。
4位 寝る事
うつ病によって十分に睡眠がとれなくなることがあります。
睡眠不足はとても辛いものです。
寝つきも悪く、何となく眠気を感じているのに2~3時間ベッドに入っても当たり前に目が冴えてしまうんです。
やっと眠れたと思ったら、毎回のように上司にどやされる夢で飛び起きたり・・・。
最も多かった夢が、何かに追いかけられて穴に落ちる。あるいは、何かに食べられてその衝撃で飛び起きるという悪夢でした。
ベッドから起き上がるのも嫌になってしまいます。
そのせいで昼夜逆転してしまい、気持ちの良い朝を迎えられないのが毎日続いてしまうのはとても辛いものです。
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5位 焦った気持ち
うつ病によって、根拠のない焦りが起きてきます。
落ち着こうとしても、全く落ち着くことができなくなります。
早く良くなりたいと思うあまり、体の状態が悪くても頑張ってしまう。そしてまたそのせいで症状を悪化させてしまう。
バカみたいですが、こんなことの繰り返しでした。
家族に迷惑をかけているという焦った気持ちもあり、この辛い気持ちが回復の足を引っぱっていたのだと思います。
6位 いつも疲れている
うつ病になると疲れが抜けにくくなります。
いつも体が重い感じになります。
これもとても辛い気持ちになる要因になりました。
ベッドにずっと寝ているだけで疲れるんですよね。
じつはこれは体に悪いことで、ずっと寝ていることは体を動かすよりも疲れてしまうそうです。
7位 思考力と集中力
うつ病によって思考力と集中力が低下してしまうことがあります。
その結果、あたかも自分の記憶力が低下したように思えるようになるので、老化が始まったのかと心配になり辛い気持ちになってしまいます。
うちの親はそんな僕を見て、うつ病と認知症を併発しているのではないか?と疑ったことがあったそうです。
自分の名前は感じが少し特殊で難しいのですが、さすがに長年使っていた漢字を書けなくなったときは、自分でも焦りましたね。
一時的なことでしたが、脳の神経回路に異常が起きるので、そのようなあり得ないほどの記憶力低下が起こることもあります。
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