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統合失調症とうつ病を併発して、5年がかりで克服し完治させたアラサー男の記録をまとめます。前職は営業職で病みまくり、今はストレスの少ない仕事で社会復帰を果たしています。

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うつ病の血液検査をやってきた!その方法と結果、費用をまとめる

      2017/04/08

うつ病の血液検査とは?

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うつ病を発症するときって、意外と自分ではそれに気が付きません。

自分の意思に反して、何にもする気が起きなかったので、半ば家族に引きずられる形で病院へ行きました。

うつ病の特徴が現れてきたので、クリニックでの検査を受けることにしました。

お医者さんの問診のあとに、うつ病の診断はてっきり脳の事を大型の装置で調べるのかと思っていたのですが、意外なことに血液検査が行われました。

近年では血液検査によってうつ病の診断を行う場合も多くなってきています。

今回はうつ病の血液検査の方法やその費用についてまとめます。

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うつ病の血液検査で調べること

血液検査は簡単なことに、病院で看護婦さんから血をとってもらうだけでした。

ちくっとはしますが、MRI検査のように縛りつけられたりする検査なんかに比べるとはるかに楽です。

血液中の、「エタノールアミンリン酸(EAP)」の濃度を測定することでうつ病の診断をすることができます。

エタノールアミンリン酸が1.5μM以下だと、9割と高い確率でうつ病だと診断されます。

 

例え、1.5μM以下に引っかからなくても、それに近い数字や問診で、うつ病予備軍と診断されてしまう場合もあります。

僕の場合は、基準値に引っかかっていたので、問診と合わせても即うつ病だと判断されました。

うつ病になる人は真面目な人が多く、体も心もボロボロなのに、「まだ自分は働ける!」とうつ病という診断を認めない人もいます。

そんなとき、問診だけでない数字でうつ病だと判定できる血液検査は、そういった意味でも便利だと思いました。

 

費用は保険適用ができる

うつ病の血液検査は保険が適用されるので、初診料を合わせても5000円以内で行える病院が一般的です。

ちなみに、血液検査自体は無料なのだそうです。

従来のような大型の診断機器を使う訳ではないので、経済的な負担が大きくないのも助かります。

1週間後に検査の結果がでて、一般的なEAPの値よりも少し低くなっているので、軽度のうつ病であるということでした。

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誤診が少なくなる

今までうつ病は、適応障害、健常者、パニック障害などの、症状が似ている病気と誤診されることが多くありました。

とくにうつ病とあわせて併発している場合もあるので、このような病気との区別は専門医でも難しいのが現状でした。

しかし、血液中に含まれるリン酸エタノールアミン(PEA)という物質が、うつ病に関係することが分かりました。

これが血液検査により、9割という高い確率で、他の病気と区別されて分かるようになりました。

 

うつ病の血液検査でうつ病の状態をモニター

うつ病の治療を始めたとき、中度のうつ病であったので、会社に通いながらの治療をまずは選択しました。

治療法は医学的なものよりも、まずはカウンセリングを行いました。

もともと、あまり薬とか飲むことは嫌いなほうだったんですね。

カウンセリングを行いながら、2か月に1度のペースで血液検査を行いました。

 

最初はあまり変化の無かった「エタノールアミンリン酸(EPA)」の血中濃度ですが、治療を始めてから半年くらいから増え始めて、1年経つ間に正常値にもどりました。

血中濃度が正常値にもどると、驚いたことにうつ病の症状も回復していました。

血液検査の結果を数値で見ることができるので、うつ病の治療が上手く行っていることを自分でたしかめられるので、大きな励みになりました。

 

うつ病の血液検査でうつ病の状態をモニターする利点

うつ病の検査には従来は大型機械が用いられてきました。

大型機械は高額なので、一部の大きな病院にしか設置できないという欠点がありましたが、血液検査によってうつ病の診断ができるようになったので、大きな病院にいかなくても、いつでもどこでもうつ病の診断を迅速にできるようになってきているそうです。

これは、早期発見早期治療につながるので、うつ病での治療で悩んでしまうことを激減させてことを予感させてくれますよね。


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