うつ病は圧倒的に運動不足!体力がなくてもできるおすすめ運動法
2017/04/08
うつ病の治療には運動が効果的
体が動ける状態なら、うつ病の治療には軽い運動が効果的です。
運動によって体を動かすと、適度な疲労によって気持ちがすっきりし、精神的にも安定する効果があります。
これがうつ病の治療に大きな意味をもってきます。
実際に運動をおこなうと、脳の中にBDNF(brain derived neurotrophic factor)(脳の中の栄養物質)が増えてきます。
BDNFには脳の中のセロトニンやノルアドレナリン(気持ちのリラックスを導いてくれる物質)を増やす働きがあるんですね。
じっさいに、定期的に運動の習慣を取り入れている人は、うつ病になりにくいというデータがあります。
さらには、運動をして体が適当に疲労することは、熟睡を促してくれて、うつ病による睡眠不足を解消することにもつながります。
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うつ病の治療対策の運動はいつから始めてもOK
うつ病には波があり、とても元気な日と、寝込んでしまう日との差があります。
うつ病の場合は定期的にこの日に運動をしよう。と決めてしまうと、それが逆にプレッシャーになり、体調を崩してしまったりします。
なので、調子がいいときに運動を始める。というふうにスタートしましょう。
体を動かしていけない場合をのぞいて、うつ病の治療のための運動はすぐにでも実践していく方がいいといえます。
可能であれば、だんだんと慣れてきたら運動の量を増やしていくようにしたらいいのです。
運動といってもプロのスポーツ選手がやるようなものでなくてもOKです。
最初は、体を動かす程度の運動で十分です。
ポイントは、うつ病の治療には継続して体を動かすことが必要です!
翌日に体の疲れを残さないようにすることも、重要なポイントになります。
運動をすることが義務であると思ってはNGです。
自然な形で運動をしていこうというスタイルがベターです。
運動しないとうつ病が治らないと思い込んでしまったりすると、ストレスが増えてしまってうつ病が悪化してしまうことにつながってしまい、逆効果になってしまいます。
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うつ病の治療対策の運動の例
うつ病の治療で効果的な運動としてはどんなものがあるのでしょうか?
一番お勧めの運動は、いわゆる有酸素運動といわれているものです。
有酸素運動は無酸素運動にくらべて、うつ病の改善効果が高いという研究報告もなされています
有酸素運動は、ランニング/ウオーキング、水泳、サイクリングといった、長時間の運動です。
長時間といっても、1日あたり30-40分程度の運動でOKです。
可能であれば、運動をする際に太陽の光を浴びるようにすると良いでしょう。
太陽の光には脳の中のセロトニンやメラトニンの量を上げる効果があります。
セロトニンやメラトニンには熟睡を促す作用もあります。
うつ病の方は睡眠不足のストレスにも悩まされていることが多いので、太陽の光は大きな意味があります。
うつ病の治療にとって、無理のない形で運動を継続していくことが意味を持ってくることになります。
運動ができないとき
僕の場合、せっかくウォーキングをして軽い筋トレをするという運動が、1週間に3~4回できていたときに、また体調を崩しました。
運動によって精神的にかなり気持ちが明るくなっていたのに、かなりショックでした。
担当の医師からは、少し運動に無理をし過ぎたかもしれません。といわれ、楽しいと感じていても、うつ病のときは自分が思っているよりも無理しちゃだめなんだと反省しました。
そしてそんな運動ができずに落ち込んでいるとき、僕がしていた運動がこれです。
僕が運動ができない・・・せっかくの筋肉がしぼんじゃう。
と泣きながら寝ていると、母が「ほら、あんたが好きなクリロナがつけてる筋肉マシーンだよ!」と渡してくれました。
これは寝て何もできない状態でも、お腹の筋肉を鍛えてくれるので、それだけでちょっと気分が上がりました。
運動したくないというずぼらな人向け商品みたいですが、うつ病にはかなり良い商品だと思います。
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