うつ病の頭痛がピークだったときのめまい、吐き気などの症状と対策
2017/04/08
うつ病からくる頭痛と吐き気
うつ病を発症した場合に、気持ちの面以外にも症状が出てくることがあります。
特に頭痛と吐き気となって現れてくることが多いといえます。
ここではうつ病によって起きてくる頭痛と吐き気にどのように対応すればいいのかを紹介していきます。
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薬は効かない
うつ病から生じてくる頭痛や吐き気には市販の頭痛薬や吐き気止めは効果がありません。
うつ病による頭痛や吐き気は脳内のセロトニンの濃度の減少が原因なので、市販のものでは効果がありません。
セロトニンの濃度を高めるようにすれば、うつ病からくる頭痛と吐き気を解消することができるようになります。
一番いいのはうつ病を治すこと
うつ病によって起きている頭痛と吐き気を解消する一番良い方法は、うつ病を治すことです。
医学的な治療とメンタル面での治療を行うことによって、うつ病の症状が回復してくれば、頭痛も吐き気も解消されるようになります。
治療に時間がかかる時はセロトニン療法
うつ病の治療に時間がかかってしまって、頭痛と吐き気に悩まされてしまう時には、セロトニン療法が良いでしょうね。
セロトニン療法というのは、セロトニンの濃度を高めることによって、うつ病の症状を解消していくものです。
以下にあげるようにいくつかの方法があります。
太陽光
太陽の光にはセロトニンの濃度を高める働きがあります。
うつ病の場合には外出するのは大変でしょうが、30分程度でもいいので、太陽の光を浴びるようにしましょう。
そうすると、だんだんとセロトニンの濃度が高まってくるので、うつ病による頭痛と吐き気が解消していきます。
食事
セロトニンは体内で代謝によって作られています。
セロトニンの原料となるトリプトファンを多く含む食材を食べるようにすると、セロトニンの濃度がアップしてきます。
トリプトファンを多く含んでいる食材は以下のものです。
すじこ、たらこ、チーズ、赤身の魚、肉類、納豆、アーモンド、そば、お米、豆乳、ヨーグルト、牛乳、バナナ
また、トリプトファンの吸収を高めてくれる、ビタミンB6を多く含む食材も一緒に食べるようにしましょう。
ビタミンB6を多く含む食材は以下のものです。
マグロ、カツオ、さんま、牛レバー、にしん、さば、あじ、バナナ
これらの食材を使った料理を食べるようにしていくと、脳内のセロトニンの量が増えて、うつ病による頭痛と吐き気が解消してきます。
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腹式呼吸
腹式呼吸もセロトニンの量の増加に効果があります。
肺だけでなくて、お腹を使う感じで呼吸をするようにするといいです。
セロトニンの産生と分泌は促されることになるので、うつ病による頭痛を吐き気の解消につながっていきます。
自分の感情に正直になる
自分の感情を抑えないではっきりと出すようにするといいでしょう。
うれしいときには思い切り笑い、悲しいときには思い切り泣きましょう。
それが、セロトニンの濃度を高める効果を生み出すので、うつ病による頭痛と吐き気の解消になります。
規則正しい生活
規則正しい生活を送ることもセロトニンの量を増やす働きがあります。
毎日決まった時間に起きて、決まった時間に食事をするだけでも十分な効果があります。
昼夜逆転の生活は辞めましょう。
昼間は起きて、よるしっかり寝るようにするのがいいでしょうね!
結果として、うつ病による頭痛と吐き気が解消されていきます。
ストレスをなくす
職場や家庭での人間関係からくるストレスを減らすようにしましょう。
ストレスの多い環境にいるとセロトニンの濃度が減ってしまいます。
自分のペースで毎日気楽にふるまうようにしていけば、うつ病による頭痛や吐き気の頻度が減ることになります。
まとめ
セロトニン療法を使えば、日頃の生活習慣を少し変えるだけで、うつ病による頭痛と吐き気を解消することが可能になります。
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