適応障害でお医者さんから診断書をもらう4つのメリット
2017/04/08
適応障害の時は診断書を貰う方がいいの?
適応障害の疑いがある時にお医者さんの診断を受けることはメリットがあるのでしょうか?
更には、適応障害についてお医者さんの診断を受けて診断書を貰う方がいいのでしょうか?
ここでは適応障害の時に診断書を用意してもらうことのメリットとデメリットを紹介していきます。
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傷害給付金
適応障害を発症した時に、会社の上司に相談する場合には診断書が有効です。
医学的な根拠を示した診断書に対して、仕事を怠けている、怠慢であると上司が言うことはできないからです。
上司の判断によって、仕事の量を減らしてもらえるようになるかもしれません。
また、気分転換のために他の部署に異動させてもらうことも可能になります。
適応障害に関しては、仕事をしながら治療するという方法もありますが、休職をして治療するという選択もあり得ます。
休職を会社に申請する場合には、診断書が必要になります。
休職の間は、給与は支給されなくなりますが、傷害給付金を一定期間受給することができるようになります。
雇用保険
適応障害によって会社を離職する場合にも、疾病によって仕事を離職した場合には、離職後すぐに、雇用保険を受給できるようになります。
この場合にも、適応障害であることを示すための診断書が必要になります。
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労災
会社でのハラスメントが原因で適応障害になってしまった場合には労災の認定を受けることも可能です。
労災が認定されると、給付金を無期限に受給できるようになります。
更には、適応障害に関する治療費の自己負担が必要なくなります。
労災の認定においても適応障害の診断書が必要になります。
再就職の場合
以前の会社に再就職を考えている場合には、診断書に就業には問題ないと明記してもらうと良いでしょう。
そのようにしておけば、診断書を貰うことがデメリットになることは無くなります。
しかし、自分の方から適応障害であることを会社に伝える義務もありません。
新しい会社に、再就職する場合に適応障害であることが相手に知られてしまうと、それが不利に働くことになります。
この部分診断書を貰うことはデメリットと言えます。
掛かりつけのお医者さんには守秘義務がありますので、会社に患者の情報をリークすることはできません。
つまり、適応障害の診断書が出ていても、再就職に絶対に不利には成りません。
職業安定所などは、適応障害の人の為の求人も用意されています。
倍率も低く、マッチングの良い職なので、スムーズに就業可能になります。
これは、適応障害者だけが応募できる職種ですので、適応障害に関する診断書の提示が必要になります。
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