統合失調症って疲れやすいんだよね。その原因と簡単にできる対処方法
2017/04/08
統合失調症になると、徐々に体力がなくなり、少し歩くくらいでも疲れやすくなります。
僕は高校のころ陸上部でしたが、統合失調症発症とともに走ると動機がして、めまいがするようになりました。
精神的にも落ち込むので、外を歩くことすら嫌になった時期がありました。
統合失調症はなぜ疲れやすいのか、疲れにくくする方法などをまとめます。
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統合失調症の特徴
統合失調症のの特徴として過度の緊張をしてしまい、疲れやすいということがあります。
一般の人であっても緊張状態が続いてしまうと大きな疲労感を感じることになりますが、
その疲れやすい緊張状態がとても大きくて、しかも常時であるとするとそれは知らないうちに大きな体に負担をかけてしまうことになります。
それ故に、統合失調症はとても疲れやすい状態にあるといえます。
一般の人は自分が疲れていることを脳が認識することができるので、その時点で休息を取り回復することができます。
統合失調症の場合は、自分が疲れてしまっていることさえも脳が認識できなくなっているので、疲れ果てるまでになってしまいます。
もう休憩を取らなくてはいけないのに、自分が疲れているのか疲れていないのかすらも分からないので、体はボロボロになってしまうのです。
満員電車でパニック発作寸前に
僕はそのころ大学生で、満員電車に乗って大学に通っていました。
30分も揺られていると、体力の消耗が激しく、途中の駅で降りて大学に遅刻してしまうということが何度もありました。
めまいがして息苦しくて、パニック発作になる寸前だったと思います。
統合失調症はパニック発作やうつ病なども併発しやすいので、気を付けておきたいところです。
できれば車で移動する、家族に運転してもらうなど、自分のスペースを確保できる移動手段を確保したいですね。
ストレスのたまる移動を続けていると、それだけで症状が悪化してしまいます。
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統合失調症でも疲れにくくする方法
統合失調症は、自分の意識とは別にとても疲れてしまいます。
疲れている自分を認識できないので、とても危険な状態になってしまいます。
簡単にできる対処法としては、自分の一日の行動スケジュールを、あらかじめ予定表などに書いておくことが良い方法になります。
1日のスケジュールをあらかじめ把握していると、それにそってどこで休憩をした方がいい。
このときはすでに疲れているはずだから、慎重にしたほうがいいなどの、体調の予定が立てられます。
自分で管理が難しい場合には、だれかほかの人に管理票を作ってもらうこともお勧めの方法といえます。
あとは出来る限りリラックスすることも良い対処法です。
自分にとって楽しい趣味を見つけることもお勧めといえます。
自分では気が付くことができないストレスというのとても厄介なものですので、
出来る限りこれを解消していくように日頃から気をつけていくのが、良い方法といえます。
家族もそのようになるようにヘルプしてあげることがとても重要です。
スポーツでリラックスがおすすめ
パソコンや事務関係の仕事は、座っていることが多く、体を使う機会がありません。
僕の仕事もプログラマーなので、仕事中のほとんどはパソコンとにらめっこしていて椅子に座っている状態です。
そんな座りっぱなしの仕事の場合は、逆に体を動かすことがリラックスに繋がります。
体を動かすと疲れますが、それを癒すためのエネルギーが作られ、疲れにくい体を作ることができます。
仕事が終わったアフターは、スポーツクラブに通ったり、社会人サークルに入って汗を流すなどのスポーツを定期的に取り入れるリラックス方法がおすすめです。
僕は手軽に一人でできるスポーツクラブで、ジムで筋肉をつけ、ヨガで気持ちを落ち着けるリラックス方法を取り入れています。
ヨガは真剣にやれば精神統一ができ、嫌なことを忘れられ、ストレスに強い精神を作ることができます。
ヨガは女性に人気で、女性に囲まれるだけでリラックスにもなりますしね。
統合失調症でも疲れにくくする方法
統合失調症はとても疲れやすい状態にあるので日頃から疲れにくくしていくことはとても大事なことになります。
しかしながらもっと、疲れにくくする方法があります。
それは、統合失調症の治療を行うことです。
統合失調症の症状は治すことができるものです。
ですから、症状が治まってきて治ってしまえば、疲れやすいという症状から抜け出すことができるようになります。
どうじに、心をリラックスさせて心のストレスを解消することは、疲れにくくなるだけでなくて、治療が円滑に進むようにもなってきます。
時間はかかるかもしれませんが、治療が可能なものですので、実行していくことはとても大事なことになります。
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