統合失調症になったとたん不眠になった。その原因と治療方法
2018/01/06
統合失調症の影響で不眠という方は珍しくありません。
ですが、不眠症を放置されていると、酷いケースでは精神の悪化から、意識の確立が難しくなってしまい、精神的に疲れ果ててしまったり、鬱(うつ)などの症状を発症してしまうリスクが高まってしまいます。
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脳が疲れている
不眠の原因についてですが、最も可能性が高いのは脳の疲れです。
例えば、人付き合いなどを行っている際に、段々とイライラが募っていくということがないでしょうか。
私も統合失調症に悩まされたことがあるので、このような気持ちになってしまうのは良くわかります。
人に見られていると、相手から悪く思われているとか、そんなことばかり考えてしまうのです。
また、相手から見下されていると感じるだけであれば良いのですが、統合失調症が悪化すると、相手が自分をどうにかして攻撃しようと思っているというふうに、被害妄想まで酷くなってしまうので注意してください。
これが、俗に言う脳が疲れている状態なのです。
正常とは言い難い精神状態にありますので、どのような思考を行ってしまうのか、もしくは、どこで精神がまともな状態に戻るのかがわかりません。
このような悩みを抱えている時は、一度、メモなどを取って頭の中を整理しましょう。
統合失調症にかかっている人というのは、混乱するほどに、多くのことをまとめて解決してしまうことが多いです。
ですが、これでは日常生活を送れなくなってしまうので、どの程度の問題が起きているのか、どこから解決したほうが良いのかは明確に決めておいたほうが良いです。
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仮眠で睡眠を行っている
統合失調症にかかってしまうと、脳の一部に激しい痛み、もしくは鈍痛、発熱を感じることが多くなるとされています。
他にも、脳の一部が重たくなったような感覚に襲われるため、人によっては、風邪にでもかかったのかと思ってしまうことが多いです。
ですが、脳が疲れていると感じる時は仮眠程度を行うようにして、薬などを服用して、無理に治療を進めないほうが良いです。
病院で診断を受けて薬を処方されているのであれば良いのですが、ドラッグストアなどに売られている風邪、頭痛の薬を使用してしまうと、より症状が悪化する恐れがあります。
また、このような状態が長く続いてしまうと、しっかりとした睡眠を取れなくなったりしますので、中途覚醒と言われている眠気が残る睡眠を取ることが多くなるのです。
このような問題のキッカケは、仮眠を取っている時の睡眠にあるとされています。
統合失調症の影響で不眠が続くと、睡眠をとりたいという気持ち、そして、日中に眠ってしまうのは良くないという考えが交錯するようになります。
ですが、仮眠中に30分以上ウトウトとしていると、結果的に睡眠を取ったのだと脳が判断するようになります。
すると、夜の10時、11時を回った際も眠気が発生しないため、結果的に、統合失調症の影響で不眠となってしまうのです。
食生活の習慣が乱れている
落ち着いた食生活を送っていないという理由で、統合失調症から不眠になってしまう人もいます。
例えば、夜中に脂っこいと感じる食べ物を食べるのは良くありません。
というのも、寝ている間も栄養を消化、吸収しようとしてしまうからです。
そして、胃腸が疲れている状態で起床することが増えていきますので、日中にだるさ、重さを感じるようになり、これが夜間にまで影響を与えるようになります。
すると、食生活の乱れから統合失調症も加わり、不眠が段々と悪化していくようになるのです。
なので、このような不眠に悩まされている人は、なるべく夕飯の食事量を減らして、良い睡眠を取れる習慣を確立しましょう。
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