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統合失調症とうつ病を併発して、5年がかりで克服し完治させたアラサー男の記録をまとめます。前職は営業職で病みまくり、今はストレスの少ない仕事で社会復帰を果たしています。

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うつ病を旅行に連れて行くのはNG!うつ病中旅先で症状が悪化した話

      2017/04/08

うつ病の時の旅行

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うつ病の回復には気分転換が重要と言われています。

ストレスを溜め込んだり、気分が落ち込んだ状態ですと回復により長い時間がかかってしまうことが多くなります。

本人の気分を変えようとして、旅行に連れ出す家族もいます。

 

旅行に行ってもなかなか回復にはつながらないことが多くなります。

これは何故なのでしょうか?

このサイトではうつ病の時の旅行についての意味を紹介していきます。

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家族と旅行に行っても気晴らしにはならない

うつ病の本人のためを考えて家族が気晴らしの意味で旅行につれだしても、本人にとっては気晴らしにならないことが多いものです。

つまり、家族と旅行に行っても家族の思いは通じることなくうつ病の回復にはいたりません。

 

逆に家族に気を遣わせて、申し訳ないという気持ちが生じてしまって、うつ病の症状が悪化することになります。

ホテルでおいしい御馳走が用意されましたが、食欲もなく、美味しいとも感じることができませんでした。

 

一人になれない

うつ病の本人にとって、一番の気晴らしは自分のペースで自分をリラックスさせることです。

家族と一緒の旅行ではいつも家族の干渉があるので、気が休まることもありません。

 

また、スケジュールも自分で決めるのはまずいと思ってしまい、家族のスケジュールに合わせてしまうので、それも本人にとってストレスになります。

気晴らしで家族が計画した旅行が、本人にとっては重荷になってしまうのです。

つまり、うつ病が回復するどころか悪化することになります。

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励ましもマイナス

うつ病の本人にとって励まされるのもストレスになります。

頑張ってと言われるのはとても辛いものです。

家族も本人の事を心配するあまり、旅行中に何度も励ましてしまうことが多くなります。

結果として、本人のうつ病が悪化することになります。

 

辛かった家族旅行

自分がうつ病を発症した時に、家族が私の事を心配してくれて、家族旅行に連れだしてくれました。

自分としては、家族のやさしさにNOと言えなかったので旅行にでかけましたが、旅行に間ずっと、気が張っていて疲労が蓄積していきました。

早く自宅に帰りたいといつも考えていました。

 

へとへとになって帰って、気持ちが落ち込み家族には申し訳ありませんが決して楽しい旅行ではありませんでした。

旅行によって、うつ病も回復することもありませんでした。

一人で留守番をしていたほうが、症状の回復には効果があったのかもしれないと今では思っています。


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