職場にうつ病の同僚がいる場合の、悪化させないための接し方
2018/11/12
職場にうつ病の同僚いる場合、その接し方に迷ってしまうことも多いのではないでしょうか?
私の場合も、やはり最初は戸惑いました。
ここでは、私の経験上、そのような職場でのうつ病の同僚による接し方をいくつかご紹介します。
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基本は普通に
まず、職場におけるうつ病の人への接し方の基本は、普通が第一です。
よく、頻繁に「大丈夫?」「無理しないでね」など声をかける人がいます。
また、仕事を過剰にサポートしたり、早退をすすめたりする人も私の職場ではよくいました。
しかし、これらの行動は逆効果なんですよね。
うつ病の人から見て、自分が特別扱いされていると感じると、かなりプレッシャーになり、ストレスもたまるようです。
私自身もうつ病だった時期があるからわかるんですが、うつ病の人からからはやめてとは言いづらいんですよね。
そのため、さらに悪化する原因になりかねません。
よって、職場では普通の接し方が基本です。
特別扱いしすぎると、本人にも職場にとってもよろしくないでしょう。
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話を聞いてあげる
とは言っても、うつ病の人は常に普通に働けるわけではありません。
がんばりたくてもがんばれないことも多いのです。
そのため、うつ病の人は、精神的に自分で抱え込んでいるパターンも多いです。
よって、悩んでいる本人から話を聞いてあげるのが、悪化させないためには重要ではないでしょうか。
そして、その際には同僚の側から話を聞いてあげるという接し方をとるとよいと考えられます。
よく、人生についてアドバイスしたり、激励したりする人がいますが、これはあまりよろしくありません。
これでは、うつ病の人にプレッシャーをかけたり、したい話ができない可能性もあります。
基本聞き手に徹して、相槌を打つぐらいの方がよいと言えるでしょう。
もっと言うならば、「最近どうしたの?」ぐらいで、普通に声掛けするのがよいですね。
さりげないサポートを
また、うつ病の人は仕事でもミスが多くなりがちです。
前述で、過剰なサポートはやめた方がよいと言いましたが、ここでの接し方としてさりげないサポートというものは必要になるでしょう。
たとえば、ミスで怒り心頭の同僚や上司をなだめる、ちょっとした仕事のアドバイスをするなどがあげられます。
そうしないと、職場でうつ病の人は参ってしまいます。
よく、「うつなんて甘えだ」「気合で治る」という人はいるのですが、それらの人にもわかってもらうようにしたいところではあります。
しかし、自分の手に負えないと感じたら、無理をしないで、信頼できる上司や産業医の先生などに相談することをおすすめします。
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