統合失調症になると性格が変わる。昔の自分には戻れないの?
2017/04/08
統合失調症による性格の変化
統合失調症を発症してしまうと、脳の機能が正常でなくなるので、ものごとに対する判断がそれまでとは大きく変わってしまうことがあります。
以前と比べると、全く別人のように見えてしまうこともあります。
性格が変わってしまっているようにも見えることもあります。
急に性格が変わってしまうと、周囲も対応に困ってしまうこともあります。
変わってしまった性格はもう戻すことができないのかについてまとめます。
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発症前の性格に戻ることはできる!
統合失調症による性格の急変は治すことができないものなのでしょうか?
そんなことはありません。
統合失調症の症状が治まれば、性格も元に戻すことができるようになります。
昔の自分に戻ることもできるようになります。
コロコロ性格が変わった
じっさい僕も、統合失調症で6年間過ごし、その間にはコロコロと性格が変わりました。
激しく落ちこんでうつ状態になったり、かと思ったら暴力的になったり、かと思ったらお喋りになったり。
自分ではその変化にほとんど気が付けないのですが、周りからしたら何重人格だよっおい。と見えるでしょうね。
統合失調症という病気のせいだったわけですが、この時期に学生時代の友達はかなりなくしました・・・
統合失調症が改善し寛解状態になってからは、「6年前の優しいヒロくんに戻ったね。おかえり」と母に言われました。
自分でも嫌になることがありますが、その荒れた性格は決して自分のせいではないんです。
寛解になりさえすれば、回復期あたりから徐々に元の性格へ近づいていきます。
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統合失調症の治療は早い方がいい
統合失調症の特徴として、発症してからなるべく早いタイミングで治療を開始すると治りが速いという特徴があります。
逆に発症してから時間が立ってしまうと、治りが遅くなります。
さらには、統合失調症の症状が悪化してしまったり、ほかの精神疾患を発症してしまうこともあります。
統合失調症による、性格の変化も同様に治療のタイミングが遅くなればなるほど元の正確に戻すまでの時間が長くなってしまいます。
性格の変化の改善にはリハビリも必要になってきます。
症状が軽ければリハビリの効果も出やすいことになりますし、症状が悪化してからではリハビリの効果が出にくくもなってしまいます。
統合失調症のへの接し方
統合失調症を発症して性格が変わってしまったように見えると、誰もが恐ろしくなってを敬遠しがちになります。
しかしながら、の本質的な性格が変わったわけではありません。
ですから、敬遠するのはよくありません。
そのように接してしまうと、の症状を悪くしてしまうこともあります。
悪人に急になったわけではないので、病気によって一時的にの性格が変わってしまったということを十分に理解して接してあげることが必要です。
そのようにの事を理解して接してあげることは、統合失調症のの気持ちをリラックスさせることにつながります。
気持ちのリラックスは統合失調症のの症状の緩和と性格の変化が元に戻っていくのに大きな力となることが多くあります。
さらには、統合失調症の自身も自分の性格の変化に驚いたり、困惑していることもあります。
このような統合失調症のに対して、必ず昔の自分に戻ることができるのだから、励ましてあげることもにとっては大きな希望をなります。
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