人生の中で最悪だったうつ病で働けないときの生活はこうなる
2017/04/08
うつ病による退職生活
3年ほど前にうつ病を発症しました。
医師の診断では、重度のうつ病でしたので、入院しての治療が必要とのことでした。
会社の方は、休職扱いにしてもらい、入院による治療を行い始めましたが、働けないので、休職扱いにしてもらいました、その間は給与が出なくなりますので、生活を行っていくのが大変になってしまいました。
1年半の間はそれでも、会社の健康保険から給付金が出ましたが、それが終了すると収入が全くなくなりました。
会社も回復の見込みがないし、会社の事が気になるとうつ病の治療に専念できないので、退職することになりました。
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生活保護
うつ病によって退職して、収入が無くて生活をしていくのが大変になりましたので、生活保護の申請を考えてみました。
自分に貯金がある場合には、生活保護を受けることができない制度になっているので、貯金を切り崩しての生活になりました。
とても、苦しい思いをしました。
うつ病が原因で働けないということがどんなに困ったものであるかをその時は痛感しました。
1年ほどで貯金が無くなりましたので、生活保護を再申請したのですが、頼るべき親族がいるときにも、生活保護を受けることができない制度になっているので、今度は親に養ってもらうことになりました。
実家に帰って、親に世話をしてもらっているときは、年老いた親に迷惑をかけている働けない自分が嫌になりそうになりました。
そんな自分を親が暖かくケアしてくれたのが心の支えになりました。
働けない男は用無し?
当時付き合っていた彼女がいましたが、うつ病を発症したことにより別れることになりました。
もちろん、僕が全面的に悪いんですけどね。
彼女に対して八つ当たりしたり、ネガティブなことばかり言って、普通の人には耐えられない仕打ちをしたと思います。
別れることになったのは辛かったですが、今では僕も、彼女にもよかったと思います。
僕が悪いのを認めた上で、彼女はうつ病という病気を支えてくれる人ではなかったんだと思います。
うつ病は確かに気持ちが弱くて発症するという面もありますが、それだけ真面目で気持ちも優しいからなるんだと思います。
そのような僕を理解してくれて、付き合ってくれる人を今は探しています。
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借金は不要
親の方も最初は貯金などがありましたが、自分のケアをしている中で段々とそれも乏しくなって来ました。
借金を考えるようにもなりましたが、この時は生活保護の申請を行った結果、条件をみたしていたので、受給出来ることに成ったので、借金は不要でした。
生活保護の受給要件を満たしているので問題ないそうです。
なかなか、回復しなかったうつ病の症状ですが、1年ほどすると、回復の兆しが見えるようになりました。
担当の医師やカウンセラーの助けもあり、今では働けない状態を脱出して働けるようになりました。
実家からでて、以前のように独立して、仕事をして、収入を得ることもできるようになりました!
貯蓄を出来る余裕も生まれてきました。
うつ病によって働けなくなった自分を助けてくれた親に、これからは少しずつでも恩返しをしたいと思っています。
うつ病によって働けないというどん底生活にはもう戻りたくないので、再発予防も十分に考えて生活をしています。
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