重度ではないので大丈夫？統合失調症の軽度の症状と基準

統合失調症の治療：軽度の場合

統合失調症の症状は、人によって重度の場合と軽度の場合があります。

重い場合には、誰もが治療しないといけないと感じることが多いので問題はないのですが、

軽度の場合にはそれほど日常生活に問題がないので、治療を行わないことがあります。

しかし軽度でも放っておくと症状を悪化させてしまい重度になっていってしまいます。

今回はどのような症状が軽度なのか、重度なのかを症状別にまとめます。

スポンサーリンク

統合失調症の特徴

統合失調症の症状の特徴には、以下のものがあります。

軽度の場合には、本当に病気なのかと思ってしまったりもします。

本人の性格であったり、ちょっと疲れているだけでイライラしているだけ。と、軽く見過ごされてしまうんですね。

統合失調症かどうかの判別は軽度であっても、病院で行うことが可能ですので、疑わしいときには病院での検査が必要といえます。

まずは以下のページでセルフチェックしてみましょう。

3分でできる！統合失調症チェック～軽傷から重度まで～

1：認知障害

認知障害の場合は、自分でも認識可能な症状です。

例えば記憶力の低下は認知障害からきていると考えることができます。

職場においては、仕事の能率が低下することがあります。

また、熟睡できないという症状が出てくることもあります。

2：妄想

妄想を見ている場合には、なかなか自分ではわかりません。

しかし、現実とは違う認識をしていることは他人から見ればよくわかります。

自分が誰なのかわからなくなったり、盗聴されているような気分になることもあります。

3：幻覚

幻覚も同様に自分では気が付かない場合が多いものです。

しかしながら、他人であれば幻覚を見ていることにすぐに気が付きます。

何もにおわないのに、変な臭いがするというのは幻覚の特徴の一つです。

スポンサーリンク

4：やる気の低下

やる気が低下してしまうというのは自分でも認識可能な症状です。

症状が進んでしまうと、引きこもりになったりしてしまうこともあります。

お風呂に入るのが嫌になってしまうというような症状が現れることもあります。

自分の趣味に興味が持てなくなったりもします。

統合失調症：お互いに気を付けあうこと

以上のような症状が統合失調症の特徴といえます。

しかしながら、軽度の場合にはなかなかそれに気が付きにくいものです。

特に自分ではなかなか気が付かない場合も多く、さらには自分が病気であるとおもうのは誰もが嫌います。

とくに統合失調症の人は、自分がおかしくなってしまっていると認めたがらず、病院に行かない人が多いです、

そのような場合には周囲にいる家族が、積極的にクリニックでの検査（問診と各種診断機器による検査）を薦めてあげることが重要になってきます。

検査の結果、統合失調症でなければ何の問題もありませんし、軽度の場合には比較的短い時間で、症状はいい方向に大きく改善することになります。

不安に思ってストレスを感じるよりも、検査を受けてしまった方がベターです。