大人の統合失調症に見られる代表的な5つの特徴
2017/04/08
統合失調症の特徴
統合失調症の一番の特徴としては、陽性症状である妄想や幻覚を聞くといった、他の病気には見られない特徴があります。
統合失調症は脳の病気であり、神経回路に異常をきたし、脳が縮小することが脳検査で確認することができます。
脳は体の中で行動を調整する働きをもっているので、統合失調症の人は普通の人とは違う行動をするようになります。
多くの場合、統合失調症は無意識のうちに、普通の人とは違う特徴的な行動をとってしまうことになります。
特徴的な行動の多くは、統合失調症に多くの疲労とストレスを与えてしまうことがおおいものなので、
周囲の人は、出来るだけストレスと疲労を減らすように特徴的な行動に対して対処してあげることが重要になります。
それは、統合失調症の人にとってとても嬉しいものになります。
以下のような特徴的な行動を統合失調症は取ることが多くなってきます。
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統合失調症の特徴的な行動:休むことができない
統合失調症は多くの精神的なストレスを抱えています。
精神的なストレス自身は大きな負担になるのですが、更には休むことができないという特徴的な行動をとってしまいます。
自分が疲れていることを上手く自覚できなくなってしまっているので、適度に休むことが難しくなってしまいます。
常に何かに追われて、焦った気持ちで行動するという特徴があります。
体に大きな負担を強いることになるので、脳以外の体の部分が病気になってしまうようなことも起きてしまいます。
統合失調症の特徴的な行動:環境の変化に耐えられない
環境の変化に順応することも難しくなってしまいます。
いつも同じような行動をとるという特徴もあります。
仕事場においては融通性を発揮できなくなってしまいます。
世間体や自分の対面というものを過度に気にするような場合もあります。
統合失調症の特徴的な行動:柔軟性がなくなる
統合失調症がとる特徴的な行動のパターンに柔軟性の欠如があります。
これまでとは違った状況に対して、どのように対応して処理して行けばいいのかが自分で判断できないという特徴があります。
新しい生活環境に慣れていくのに多くの時間が必要になります。
そのために、変化を嫌うという特徴も見られるようになります。
さらには同時進行で複数の事を行うこともできなくなってしまいます。
このような状態が長く続いてしまうと、パニック症状を示してしまうという特徴もあります。
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統合失調症の特徴的な行動:学習能力の低下
統合失調症がとる特徴的な行動パターンとして学習能力の低下があります。
学習能力が低下してしまうと、同じ失敗を繰り返し行うようになってしまいます。
また、何かを工夫して効率よく行っていくということができないという特徴も現れきます。
誰もがそんなに困難を感じないような事柄にも、多くの時間を要するようになってしまいます。
出来ないという自分にたいして、大きな不安を感じてしまうという特徴もあります。
統合失調症の特徴的な行動:不器用になる
統合失調症がとる特徴的な行動パターンとして器用さの低下があります。
世の中を円滑に生活していくためには時として嘘をつくことも重要になります。
人を貶めるための嘘はもちろんいけませんが、嘘も方便と言われるようにときとして嘘は必要になります。
統合失調症の場合には、嘘をつくことができなくなってしまうので、対人関係に大きなトラブルを生じてしまうという特徴があります。
冗談が通じなくなってしまって、ひどく怒りっぽくなってしまうようなこともあります。
統合失調症の特徴的な行動:なにごとにも受け身になる
統合失調症がとる特徴的な行動パターンとして、受動性の上昇があります。
何事も自分から積極的に何かをやろうとする、ということがなくなるという特徴があります。
他の人の判断になんでも従おうとする傾向がみられるようになります。
周囲からみると、無気力でやる気のない人間として見られがちになります。
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