うつ病の睡眠時間は短いのと長いのどちらが危険?睡眠の質について
2018/12/06
うつ病の人の睡眠時間は、短いと長い場合を比べてどちらが危険なのでしょうか?
うつ病においては、大半の人が睡眠障害に悩まされているので、気になるところですね。
よって、ここでは、うつ病の睡眠時間、その質などについて見ていきます。
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短いのは?
まず、うつ病の場合、睡眠時間が短いのはどうなのでしょうか?
結論から言えば、危険だと考えられます。
そもそも、うつ病の人は不眠症により、睡眠時間が短い場合が多数にのぼるでしょう。
睡眠時間が短いと、体や脳の疲れが十分にとれなくなります。
そうなると、体が重い、倦怠感などにより、日中は常に不調の状態が続いてしまうのです。
要するに、体のリズムがおかしくなっている状態とも言えるでしょう。
特に仕事をしている場合、そのままではうつ病の症状が重くなる可能性もあります。
ある見解では、睡眠時間が5時間を切ると危険だとか。
ただ、現代の日本のサラリーマンは激務で長時間労働、しかも通勤時間も長いというように、十分に睡眠時間がとれない要素が満載です。
無理をしすぎないなど、何らかの対策は必要かもしれません。
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長いのは?
では、逆に睡眠時間が長いとよいのでしょうか?
答えはノーのようですね。
と言うより、うつ病には過眠という症状があります。
うつ病は典型的には不眠の症状が出ますが、非定型のうつでは逆に過眠が多いと言われているのです。
この場合、いくらでも眠れるのだが、どんなに眠っても足りないということになります。
仮に10時間以上の睡眠時間でもそうなのです。
そのため、日中でも眠気を感じてしまい、ついつい眠り込んでしまうことも。
よって、このままでは仕事をしている場合などは特に危険だと言えるでしょう。
長く眠れば安心というわけではなく、適切な生活リズムが重要なんですね。
毎日このような過眠が続く場合は、注意が必要だと言えます。
ではどれくらいが?
そうすると、睡眠時間はどれくらいがよいのでしょうか?
一般的には、7~9時間ぐらいがよいと言われます。
私自身もこれぐらいがベストですね。
ただ、これも絶対ではないようで、人によってはそれより短いか長い睡眠時間がベストの場合も。
要するに、うつ病は眠りが浅いので、熟睡できる睡眠の質が重要だと言えそうです。
そのためには、自分にとってベストな生活リズムを作る必要があるでしょう。
専門医に相談する、周りにサポートをお願いするなどはもちろん、日中は起きていて夜はしっかり寝るという毎日のリズムを目指したいところです。
状況に応じて、仕事を休んで思い切って休養する、夜疲れて眠るために軽い運動をするなど、自分なりの対策をとるのもよいでしょうね。
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