元うつ病が語る。周りにして欲しかったうつ病の人との接し方
2017/04/08
うつ病の人との接し方
うつ病の人との接し方はとても重要なものなんです!
うつ病を発症すると、コミュニケーション能力の低下がみられることが多く、本人から周囲にどうしてほしいか上手に伝えることができなくなります。
周囲の接し方によってうつ病の症状は良くもなりますが、悪くもなります。
ここでは、お勧めのうつ病の人との接し方を紹介します。
スポンサーリンク
励ますのはNG
うつ病の人との接し方で間違いやすいのは、本人を元気づけようとして励ましてしまう場合です。
本人にとって、励まされるのが一番苦痛でストレスとなってしまいます。
結果として、本人を追いつめてしまうので、症状が悪化してしまいます。
やさしく見守るような接し方を心がけるといいでしょうね!
本人の気持ちに共感しないのもNG
心配している素振りだけでも見せようとするのは、うつ病の人との接し方ではNGになります。
本人の心の苦しみに共感する様な接し方をしないと、マイナスに働くことが多くなります。
いつも、本人の話を時間をかけて聞くようにして、そしてこまめにうなずいてあげるのもいいでしょうね!
そのとき、良かれと思ってアドバイスをするのはNG。
アドバイスされても、うつ病の状態ではそれを実行することが困難なことが多いためです。
うつ病中はできることが限られているので、とにかく聞き役に徹して下さい。
理由を考えるのはダメ
うつ病の原因を考えるようにするのもNGとなります。
原因を考えるよりも、気分を変えて回復に向かうように周囲が方向づけるのが良い接し方です。
本人にとって、答えの出しにくい質問(これからどうしていこうか?今日の晩御飯なんでも好きなもの作るけど何にする?)をするのも、うつ病の人との接し方としてはNGになります。
本人が明るい気分になるように、楽しい雰囲気をいつも作ってあげるのがいいでしょうね!
スポンサーリンク
詰問するのもダメ
本人に対して、ちょっとでもきつい言い方をするのはNGです。
本人は、本心から怠けたいと思っているわけではありません。
もちろん、本心から引きこもっているわけではありません。
本人も解決したいという気持ちをもっているのです。
ですから、詰問するような態度はうつ病の人との接し方としては本人を追いつめてしまい、症状がさらにひどくなってしまうことが多くなります。
本人のペースを尊重して、本人の心の苦しみを十分に理解してあげるようにするのがいいでしょうね!
距離感を持たないのもよくありません
本人の事を心配するあまり、いつも寄り添っているのもよくありません。
本人にとって、逆にストレスとなってしまうことが多いものです。
適度な距離感を持って接するのが良いでしょう。
家にいつもいるよりも、気分転換に一緒に外出するのもお勧めです。
外出したときは、本人のペースで気ままに行動するのが、最良のうつ病の人との接し方になります。
スポンサーリンク