うつ病の痛みは心から。気持ちを集中して治す初めてのヨガ
2017/04/08
ヨガによるうつ病の痛み解消
ヨガは精神面でとてもヒーリング効果がある運動で、うつ病治療にはおすすめです。
うつ病は心に大きな痛みを伴う病気なので、ヨガによる心の癒し効果はうつ病の回復に大きな意味を持ちます。
ヨガはもともとサンスクリット語の言葉なのですが、「繋がり」という意味を持っています。
これは、魂と心と体が繋がり、肉体と精神を正常に保つということを示します。
じっさい、うつ病治療のためヨガを始めましたが、めちゃくちゃ効くんです!
今回はうつ病の痛みをヨガで克服した体験と、初心者でも始められるヨガの基礎をご紹介します。
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ヨガによるうつ病の痛み解消効果
ヨガには体の緊張を和らげる作用があります。
このヨガによる作用が、体の痛みの解消に大きな意味をもってきます。
うつ病の方は交感神経の働きが増加しています。
これが心に大きな痛みを与えてしまっています
ヨガは逆に、副交感神経の働きを増加させて、心の痛みを弱くする働きがあります。
うつ病の状態にある人は一般的に、交感神経が常に活性化していることが指摘されています。
そこで、副交感神経を優位にさせてリラックスする必要が出てきますが、その力がヨガにはあるのです。
では、なぜヨガが副交感神経の働きをアップさせてくれるかというと、
ヨガによって姿勢をよくすると、筋肉の緊張がほぐれて、それが脳に伝わって副交感神経の働くをアップさせてくれることになります。
また、ヨガで用いられている呼吸法も副交感神経の働きをアップさせてくれる働きがあります。
うつ病のケアに効果的なヨガの呼吸法
ヨガで行う呼吸法は腹式呼吸と呼ばれている方法です。
腹式呼吸を行うと脳の中のセロトニン(気持ちを和らげる作用がある)の量が増加して、その結果副交感神経の働きがアップしてきます。
腹式呼吸の方法ですが、呼吸をする際にお腹を十分にふくらますようにするだけでOKなのです。
空気は鼻からすって口から出すようにするのがよい方法です。
誰でもが簡単にできる呼吸の方法です。
脳の中のセロトニンの量が増加し血流の流れがよくなり熟睡できるようになります。
また、腹式呼吸により皮膚細胞が再生化し、無駄な老廃物を洗い流し、美肌効果も期待できます。
僕が行っているヨガ教室も美人な人が多いですが、これはヨガの美肌効果によるものなのかなと思います。
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うつ病のケアに効果的なヨガ:瞑想
ヨガでは瞑想を行います。
これが、他のスポーツにはないヨガならではだと思います。
瞑想というと、どうしても宗教や危ないものかもしれないというイメージを持ってしまいます。
じっさい、ヨガが日本でブームになる前は、「うさんくさい、怪しい」と、おかしなイメージをもたれてなかなか広まらなかったそうです。
しかし、瞑想ってやってみると、今まで日本人に足りなかった、何か心をぐっと研ぎ澄まされるような強い安心感やリラックスを得ることができます。
この瞑想は心の緊張を解きほぐしてくれる作用があります。
つまりは、ヨガの瞑想はうつ病による心の緊張(痛み)をなくしてくれる働きがあります。
僕はうつ病でとくに頭が痛くなっていたんですが、ヨガをやり始めて1か月くらいしたころには、痛みが和らいだのを実感することができました。
「病は気から」という言葉がありますが、心と体と真剣に向き合えば、ちょっとした痛みは治るのかもしれないと思います。
うつ病のケアに効果的なヨガのポーズ
ヨガにはいろいろなポーズがありますが、うつ病のケアに効果のあるポーズとして、屍のポーズがあります。
ヨガをやったことがない人でも簡単にできるポーズです。
1:適当に足を広げて寝た状態になります。
2:手は上に向けておきます。
3:目を閉じた状態で腹式呼吸をしていきます。
4:腹式呼吸をしているときには笑顔を作るようにします。
このポーズは安らぎのポーズとも言われています。
初心者でも簡単にできるもので、しかもうつ病の解消に大きな効果があるので、まずはこのポーズだけでもいいので、動画のポイントを意識しながらやってみましょう。
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