眠れない・眠すぎる!うつ病は睡眠障害を併発する場合が多い
2017/04/08
うつ病による睡眠障害
うつ病を発症した時に、しばしば現れる症状に睡眠障害があります。
うつ病による睡眠障害では、朝早く起きられなくなってしまうことや、夜なかなか寝付けない、夜中にこまめに起きてしまって熟睡できないという症状が出てきます。
一方で、尋常では無い時間眠ってしまうというタイプの睡眠障害が出ることもあります。
この場合には、睡眠の時間の合計は十分なのですが、深く眠れていないので、いつも寝たりないという感じになってしまいます。
僕の場合は、典型的な朝起きれなくて昼間に睡魔が襲ってくるタイプでした。
こうなると、ただでさえうつ病による集中力の低下が進んでいるので、仕事中ミスを連発してしまいます。
今回は、うつ病の睡眠障害についてをまとめます。
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焦ってはいけない
睡眠障害に対して、本人は何とかしようと思ってしまうことが多いものです。
しかし、そのような気持ちになればなるほど、睡眠障害の状態が悪くなってしまいます。
たとえば、朝早く起きられないので、強力な目覚めし時計を使うというのは決して良い方法にはなりません。
同様に眠らないといけないと夜無理に寝ようとするのもNGなんです。
ではどうすればいいんでしょうか?
太陽の目覚ましパワーを使う
うつ病による睡眠障害を解消するには、人間の本能に働きかけるのが良い方法です。
本能に働きかけるとはどのようにすればいいかというと、朝は太陽の光によって目が覚めるようにするのが良い方法です。
人間は太陽の光を感じると段々と目が覚めてきます。
この働きを活用するのが良いのです。
また、鳥のさえずりなどの朝をイメージできる音楽をかけるのも良い方法になります。
僕は朝起きる30分前に、パソコンを自動起動するように設定しておいて、このBGMを自動再生するように設定しておきました。
カーテンは母に開けてもらって、眠りながらも窓辺で太陽の光を浴びて何とか起きていました。
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快適な眠りを得るための夜の過ごし方
夜は、お腹が一杯だとなかなか眠ることができないので、就寝の1-2時間前からは食事を摂るのを控えましょう。
僕の場合、夕食を食べるのは早いのですが、その分お菓子を夜寝る直前まで食べるという習慣がついていました。
食べるという行為は、エネルギーを取り込み、今から活動するぞ!という行動です。
夜寝る前に食べるというのは、自然に反している行動なんですね。
さらには、明るい光をみると、目が冴えてしまうので、TVゲームやビデオなどの明るい光は寝る前には極力見ないようにしたらいいでしょう。
寝るときは部屋の電気は完全に消した方がいいです。
このとき、最近急激に増えている睡眠障害の原因となっているのが、夜スマホです。
電気を消した後もスマホをして、その流れで眠りにつこうとするので、当然脳は冴えきっています。
若い世代に多く見られ、うつ病の人にも夜スマホは当てはまります。
さらには乱視になりやすくなり、手術まで必要になるケースがあるので、夜スマホはやめましょう。
自然に、眠って起きるようなイメージを自分の中に持っていれば、うつ病による睡眠障害が少しずつ解消していくことになってきます。
なるべく日中に体を動かして、体に軽い疲労感を与えておくのもいいでしょうね。
リズムのある生活を
睡眠というのは、体の持っているリズムによってコントロールされています。
つまり、リズムの無い怠惰な生活をしていると、睡眠障害になってしまうことが多くなります。
逆に、リズムある生活をしていると、睡眠障害にはなりません。
食事をとる時間をいつも同じにする。
日曜の午後は散歩に出かけるなどの、生活のリズムをキープするのもうつ病による睡眠障害のケアにはとても有効なものになります。
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