思い通りにできないのは適応障害かもしれない。3分でできるチェック
2017/04/08
適応障害のチェック法
適応障害は医学的な病気であるので、発症しているかどうかは医師の診断を仰ぐことが必要ではありますが、目安として3分程度の時間で自分チェックすることもできます。
自分でチェックしてみて、適応障害の可能性があるときは医師に診断してもらうといいでしょうね。
ここでは、簡単にできる適応障害のチェック法を紹介します。
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適応障害のチェック項目
最近1-2か月の間の自分の症状を振り返りながら下記の30項目について自分が該当するかどうかチェックしてみましょう。
1:風邪をひきやすい状態である、風邪を引いた場合になかなか治らない
2:体の末端が冷えやすい
3:汗をかきやすい(手のひら、脇など)
4:急に息切れをすることがある
5:動悸がしばしば起こる
6:胸の痛みを感じることがある
7:頭がもうろうとすることがある
8:集中力が続かないことがある
9:鼻づまりに悩まされることがある
10:めまいに悩まされることがある
11:立ちくらみにしばしば悩まされることがある
12:耳鳴りがしばしば起こる
13:のどの痛みに悩まされる
14:口の中が荒れやすい
15:したの色が白く変色している
16:今まで大好きだった食べ物を食べたくなくなる
17:消化力の低下を感じる、胃がいつももたれている
18:下痢あるいは便秘にしばしば悩まされる
19:肩こりがおきやすい
20:背中や腰の痛みに悩まされている
21:疲れがなかなか抜けない
22:体重が大きく減ってしまった
23:ちょっと体を動かすとすぐに疲れてしまう、体力が低下している
24:仕事にたいする意欲がわいてこない
25:布団に入ってもすぐに眠りにつけない
26:朝布団から出るのが億劫である
27:しばしば夢を見る
28:夜中目が覚めてしまうと、眠ることができなくなる
29:人とのかかわりを持つのが嫌になってしまった
30:癇癪持ちになってしまった、いつもイライラしている
該当項目が10個未満の場合には軽度のストレスを感じている状態です。
なるべくストレスをためないようにすれば特に問題はありません。
該当項目が10個以上20個未満の場合は中程度のストレスを感じている状態です。
充分に注意をして、これ以上ストレスを感じないようにしなくてはなりません。
該当項目が20以上ある場合には、重度のストレスを感じている状態です。
適応障害を発症している可能性がありますので、病院に行って診断を受ける方がいいでしょう。
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適応障害の症状には個人差があります
適応障害の症状には個人差があります。
上記の項目に該当する場合には、すぐに治療を始めればいいのですが、該当しない場合もあります。
日常生活に支障をきたすような症状がしばしば起こる時には適応障害あるいはほかの精神疾患の可能性がありますので、検診を受けた方がいいでしょう。
適応障害を発症したとしても深刻にとらえる必要はない
適応障害を発症した場合に、治らないのではと深刻に考えてしまう人もいるかもしれませんが、適応障害は発症の原因となっているストレスを解消してしまうと、完全にその症状が治まります。
適応障害を発症していたら、ストレスの原因究明をしてみましょう。
職場の人間関係、仕事のノルマ、などが原因になります。
職場を異動したり、部署を変えてノルマを変えてしまえば、適応障害の回復につながります。
学生の場合には、転校するのも良い方法になります。
適応障害は再発します
適応障害の症状が治まったとしても、原因となるストレスがまた起きてしまうと、適応障害が再発してしまいます。
アトピーや蕁麻疹のようなアレルギー症状の様にとらえればOKです。
常にストレスのない環境に自分の身を置いておけば、適応障害に悩まされることはなくなります。
自分の適応障害の原因をしっていれば、適応障害の再発は防ぐことは可能です。
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