うつ病で無表情になってしまうとき、無理にしてはいけない行動
2017/04/08
うつ病による無表情
うつ病を発症すると無表情になってしまうことがあります。
我々人間は、外界からの刺激にたいして脳が対応してそれに対して感情を生み出すことができます。
その結果が表情として現れてきます。
しかし、うつ病を発症しているときには脳の機能に異常が出てしまうので、外界からの刺激に対して感情を生み出せないので、表情が出なくなります。
では、うつ病による無表情にはどのように対応するのがいいのでしょうか?
ここでは、うつ病による無表情への対処法を紹介します。
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無表情を指摘しない
うつ病の本人は自分が無表情であることを気が付かないものです。
周囲から指摘されなければ、無表情であることを知る事もありません。
自分が無表情であることを認識してしまうと、それが本人にとって大きなストレスになってしまうことがあります。
周囲にたいして、気を遣おうとして、表情をださないといけないと思うとそれが大きな焦りになってしまって、うつ病を悪化させてしまうことになります。
周囲は、本人がうつ病であっても普段と変わらない接し方がお勧めです。
周囲にはうつ病というものを理解してもらえると良いですね。
うつ病の本人はいつも苦しい気持ちをいつも持っています。
表情には現れてこないので、それを察してあげて、苦しさを分かち合って共感できるといいでしょうね!
無理に笑わせようとしない
うつ病によって無表情になってしまっている時に、無理に笑わせようとすることもNGです。
本人の感情とは無関係に病気によって表情が無くなっているので、無理に笑わせようとしても、笑うことはありません。
更には、そのような対応は本人にとっては大きな負担となります。
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無理に笑おうとしない
うつ病によって無表情になっていると本人が自覚している場合、無理に笑おうとするのもNGです。
病気が治れば自然に笑えるようになりますので、笑えないでいる自分に何かをさせようとするのは良くありません。
自分のイメージ通りにならない自分に苦しむことに成ってしまいます。
自分の心に向き合うこと
うつ病によって無表情になっているときには、自分の表情を気にするよりも、自分の内面の気持ち(心)に向き合うようにしましょう。
そして、その気持ちにたいして正直になるようにしましょう。
そのように考えることができれば、自然に肩の力が抜けて、表情が蘇って来ます。
無表情は回復する
うつ病による無表情は、治療によってうつ病が回復すれば元に戻りますので、治療に専念するのがいいでしょう!
永久に無表情になる訳ではありません!
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