家族必見！統合失調症を治すための治療効果を高める対応方法

2016/03/14 2017/04/08

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統合失調症は本人の力だけでは解決することがほぼできない、難しい病気です。

周りのサポート、一番は家族の理解、愛情が統合失調症治療のもっとも必要になってくることだと思います。

病院に入院しての治療や電気療法などいろいろを受けましたが、やはり家族のサポートが一番効果的だったと実感しています。

今回は統合失調症に対して家族はどのように接したほうが治療効果を高め、早期改善に向かうことができるのかをまとめます。

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統合失調症の回復には周囲からのサポートも重要

統合失調症は脳の病気であるので、医学的な治療法が一番有効であると考えがちです。

しかしながら、統合失調症の本人に対する対応も治療にはとても大事な役割を持っています。

統合失調症を発症してしまうと、通常の社会生活を行うことができなくなりますので、家族はある意味で大きな負担を抱えてしまうことになります。

本人に対応するのが大きな苦痛になってしまうこともしばしばです。

最終的には統合失調症の本人を孤独な状態に追い込んでしまうこともあります。

残念ながら、このような家族の対応は決してよくありません。

本人の状態を悪くしてしまうことが多くなり、それによって家族が抱える負担がますます多くなってしまうことになります。

統合失調症の本人は多くの場合において、大きな不安とストレスを感じています。

コミュニケーションの能力が低下してしまうので、自分の抱えている不安とストレスを誰にも告げることができないという状態にあります。

実はこの不安をストレスが統合失調症の症状を悪化させてしまう原因となることが多いのです。

このとき、自分の気持ちが上手く伝えられないという症状を家族がきちんと理解してあげられるかで、統合失調症が悪化するか、軽度で留まるかが変わってきます。

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家族が統合失調症の本人に対応する場合には、本人が上手く伝えることができない不安とストレスを軽減させてあげるように対応することが重要なポイントとなります。

不安とストレスを解消する方法としては、本人が抱えている不安とストレスを十分に理解して、共感してあげることが良い対応法となってきます。

「みんなが自分を監視してくる。怖いよお母さん」といえば、「怖いんだね。可哀そうに、お母さんはずっと一緒にいるからね」

と、誰かが監視していることは肯定せずに、その怖いという気持ちに寄り添ってあげるのです。

また、気持ちを穏やかにするために、本人に対して、肯定も否定もしないという対応も重要になります。

そのさいに、本人にいつも寄り添ってあげているという対応を示してあげることも効果的であるといえます。

僕の場合も、ただ話を静かに聞いていてくれるだけで、心が穏やかになることができました。

しかしそれは家族からしてみれば、並大抵のストレスではありません。

おかしいとしかいえない妄想の話を、ときには何時間も聞いていなければならないんですから。

僕の家族は統合失調症のことを勉強し、理解して、とても忍耐強く付き合ってくれたと思います。

統合失調症は現在の医学では完治することが不可能な疾患です。

ですから、統合失調症の状態から回復したようにみえても、再発の可能性が残されていることになります。

一見回復した状態であっても、周囲からの対応によって統合失調症を再発してしまう恐れがあります。

本人への対応と同様に、本人の気持ちをいつも穏やかにしてあげるという気持ちでの対応が再発の防止につながってきます。

本人を孤独な気持にしないような対応も統合失調症の再発を防止するためにはとても有効であるといえます。

例えば、家族の輪に積極的に溶け込めるようにしてあげるのも良い対応とえいます。