統合失調症とうつ病ですが、何か?

統合失調症とうつ病を併発して、5年がかりで克服し完治させたアラサー男の記録をまとめます。前職は営業職で病みまくり、今はストレスの少ない仕事で社会復帰を果たしています。

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毎日襲ってくる統合失調症の不安を緩和するためにできる3つのこと

      2018/01/02

統合失調症で発生する不安を緩和する方法について案内しています。

具体的な不安だけでなく、原因、対処法についても案内されているので、今のところ統合失調症に悩まされていない人にとっても、役立つ知識が多い内容となっています。

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なぜ不安になるのかを考える

統合失調症にかかってしまうと不安になるものです。

私も統合失調症に悩まされていた時期があるので、今でも、不安であった時のことを鮮明に覚えています。

 

例えば、人とすれ違うだけでも気力を使ってしまったり、楽しいことがあると悪いこともあると考えるようになるのです。

つまり、統合失調症で発生する不安の原因とは、考え過ぎによる脳の熱暴走に近い症状と言えます。

 

また、どのようにして統合失調症で発生する不安を緩和するのかというと、基本的に、個人で悩むことをやめると緩和しやすくなります。

人によっては、頼りになる人が周りにいないので相談できない人もおられるでしょう。

 

そのような人は病院で診断を受けてみると良いです。

私も、病院で診断、治療を受けたおかげで、かなり早い段階で統合失調症で発生する不安が落ち着くようになりました。

 

大事なのは、自分の症状を知っている人がいるという状況です。

統合失調症は不安を掻き立てる力が強いので、個人で悩んでいても、かえって興奮したり、怖がったりするだけの時間が長くなります。

 

しかし、病院で治療を受けていると、快方に向かっているのかどうかがわかるようになりますし、なにより医師から温かい言葉をもらえるので、それを励みにして治療を進められるようになるのです。

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意外なことで不安が増幅することもある

不安についてですが、以下のような原因を知っているだけでも、不安を溜め込むことが少なくなります。

不安の原因その1ですが、あまり笑わない生活を続けていると、自律神経が乱れやすくなってしまうので注意してください。

 

人間は、交感神経、副交感神経が優位になったり、逆に弱まったりすることを繰り返して生活しています。

そのため、あまり笑わない生活を継続していると、段々とリラックス状態を生み出す副交感神経が優位にならなくなるのです。

 

すると、ちょっとしたことでも興奮しやすくなるのですが、これは長く交感神経が優位になっていると起きやすいとされています。

自発的に笑うのは抵抗があるという人は、お笑いのDVDなどを見て、笑う訓練を積んでみると良いでしょう。

 

もしくは、一人っきりになれる空間を探してみると良いです。

山、海、あまり人気のない施設などを用いて、自由な時間を自分に与えるようにすると、それだけでずいぶんと心の余裕が違ってきます。

 

不安の原因その2ですが、お風呂に入っている時間が短いのも良くありません。

お風呂は、1回に付き10分前後は入浴するようにしましょう。

お風呂に長く浸かっていると、それだけで副交感神経が優位になりやすくなるため、気持ちを切り替えて生活することができるようになるのです。

 

統合失調症には段階が存在する

どんな病気にも慢性期、急性期のような症状が存在します。

これは統合失調症であっても変わりありませんので、以下の注意点を理解して統合失調症と付き合っていくようにしましょう。

 

まず、統合失調症で発生する不安というのは、急性期に起こるとされています。

ですが、統合失調症にかかっているのであれば自然な流れなので、不安になるのを我慢する必要はありません。

 

そして、消耗期、回復期に至ると、以前までの不安が嘘であったかのように晴れていくのです。

つまり、統合失調症で発生する不安は段階を隔てて落ち着くものなので、薬、心の抑制で無理に解消しようとすると余計にこじれてしまうのです。


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