17~25歳は気を付けろ!統合失調症の後発年齢は75%に集約されていた
2017/12/11
統合失調症の好発年齢について案内しています。
案内の中では、統合失調症の男女比、男女ごとの特徴なども案内していますので、これから少しでも統合失調症について詳しくなりたい方は、良ければ記事を参考にしてください。
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75%以上が17歳以上25歳未満に発症している
年齢のみで統合失調症の好発年齢を調べると、約75%の人が、17歳以上25歳未満の時に統合失調症にかかっているようです。
近年では、統合失調症は精神の問題と取り上げられることが多いため、更年期障害と同時に発症しやすくなると言われていますが、40代を超えてからは、男女のほとんどが統合失調症にかからないというデータが存在します。
例えば、30代で約10%、そして40代で約10%というデータになっていますので、17歳以上25歳未満と比較すると、それほど多くの人がかかっている状況にはないのです。
統合失調症というと、鬱(うつ)と似たような症状が多いため、鬱にかかりやすい人はかかっているというイメージもあります。
ですが、統合失調症、鬱は同時、もしくは併発するリスクが小さいだけでなく、統合失調症の場合は、まったく症状が表に出てこない人も多くいるのです。
先ほどの30代、40代が該当するのですが、年数にして1年、もしくは2年ほどで症状が改善する例も珍しくありません。
補足となりますが、14歳未満の統合失調症も少ない状況となっています。
そのため、統合失調症は進学、就職などで環境が変わった時、もしくは年齢の影響で多感な時に起きやすいと判断でき、さらに、精神に影響を与えることが多い病気だと判断できます。
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女性のほうがピークが長い
統合失調症の好発年齢について案内しましたが、実は、男女の好発年齢には大きな違いがありません。
例えば、男性は18歳前後をピークとしていて、女性は22歳前後がピークとなっています。
ですが、これは女性のほうが統合失調症にかかっている時間が長い、という意味ではありません。
男性とは違い、女性のほうが発症リスクが高いかのように感じますが、男性のほうが統合失調症を長く患っているケースが多いのです。
男性の場合、統合失調症にかかったとしても、一時的な問題と判断することが多く、しっかりとした治療を受ける人が割合的に少ないのです。
しかし女性の場合は、統合失調症そのものを知っていたり、良く病院などで健康診断などを受けていることが多いため、短期間で治療に成功する人も多くいます。
また、30代以降は男女ともに同程度の発症数しか見られず、かかりやすい年齢のようなものは存在しないという状況です。
60代以降は、全体の5%以下しか発症しないという状況になり、さらに男女比についてもまったく違いがない状況となります。
どのように気をつければ良いのか
統合失調症の好発年齢についてわかっていても、肝心の予防方法がわからないのであれば、統合失調症を防げないのと変わりません。
統合失調症の防ぎ方ですが、統合失調症の好発年齢の方は、以下のような症状が起きていないかチェックしてみましょう。
例えば、心がいきなり明るくなり妄想を繰り返してしまうようであれば、統合失調症の疑いありです。
他にも、世界といった大きな舞台を考えることが多くなり、その部隊の主人公が自分でなければいけないといった、壮大なことを考えつつ、世界そのものが敵という考えが多い状況も統合失調症の疑いありとなります。
なので、もしこのような症状に悩まされることが多いのであれば、可能な限り、病院で正確な診断を受けたほうが良いでしょう。
病院では診断だけでなく、カウンセリングも行えるので、精神的にも楽になることが多かった、と感じている人が多い状況です。
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