統合失調症とうつ病ですが、何か?

統合失調症とうつ病を併発して、5年がかりで克服し完治させたアラサー男の記録をまとめます。前職は営業職で病みまくり、今はストレスの少ない仕事で社会復帰を果たしています。

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統合失調症の施設ってどんなところ?平均的な費用と手続き方法

      2017/04/08

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統合失調症が治らず長期化していた頃、発症から4年目の時期、一時期施設に入っていたことがあります。

そこは統合失調症のみに限らず、うつ病やパニック障害、強迫性障害などさまざまなメンタルヘルス患者を扱っている施設でした。

4か月ほど施設で過ごしましたが、僕にとっては改善の方向へ進み、施設をきっかけに回復期を迎えることができました。

今回は統合失調症の施設とはどのようなところか。サービスなどをまとめます。

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統合失調症になると隔離されてしまう?

統合失調症になると、世の中から隔離されてしまうのでしょうか?

精神疾患になると、隔離病棟に入院するというやり方は過去のものとなっています。

統合失調症だからといって、大きな問題を起こさない限り、最初から隔離病棟に入院させられてしまうということはありません。

なぜならば、隔離病棟への入院は精神疾患のの症状を悪化させてしまうことはあっても改善することはないということが判ってきているからなのです。

 

現在では、入院する場合でも隔離病棟ではない場所での治療が一般的になっています。

もちろん、家族や友人への面会も可能となっています。

また、入院せずに通院によって統合失調症の治療を行うこともできます。

入院するか通院での治療を行うかについては担当のお医者さんの判断によることになります。

 

統合失調症の治療において介護者のサポートはとても重要なもの

統合失調症の特徴として、心に大きな不安を抱えてしまうことが多くなります。

さらには、コミュニケーションにも障害が出てしまうことも多いので、自分の抱えている不安を人に伝えることが難しくなってしまいます。

自分の気持ちを上手く伝えられないことから、大きなストレスをは抱えてしまいます。

 

このような状態であると、統合失調症の症状が悪化してしまうことが多くなります。

統合失調症のを看護する場合には、このようなの状態を十分に理解して看護してあげる必要があります。

そして、そのようなスタイルでの看護は統合失調症の症状を回復させる効果を持っていることになります。

つまり、本人の努力も重要ではあるのですが、介護者のサポートも同様に重要なものになってきます。

気を付けたいのは、看護者の労力はかなり大きなものになってくるために、介護者が疲弊してしまうことも少なくありません。

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統合失調症の治療のための施設

介護者が疲弊してしまっては、それ以上の治療に支障をきたしてしまう場合が多くなってくるので、統合失調症の治療のための施設がもうけられています。

施設と言っても、先にも述べたように隔離施設ではありません。

デイケアサービスの様に、多くの看護者のサポートによって、統合治療省の治療を進めていくことができる施設となっています。

もちろん家族や知人がに面会することも可能です。

 

僕が入院しているときお医者さんに聞いた話では、家族が面会にくる時間が長いほど、治る速度は速いそうです。

逆に家族から放っておかれると、治療は長引き、退院したとしても再発して出戻るなんてことも多いです。

お医者さんの指示のもとに妥当な治療法が施設では行われています。

 

お医者さんと相談のうえ、専門の施設で統合失調症の治療を行うケースも増えています。

専門の看護者が担当してくれるので、比較的短期間で治療の効果が現れてくることも多くなっています。

 

入院方法

入所の手続きですが、自分でネットなどの情報から探すこともできますし、あるいはかかりつけの医師からの紹介で入所することも可能です。
僕がいた施設は、原則医師からの紹介状が必要でした。

 

施設利用の費用

入所の費用ですが、一般的には5万円前後が目安といえます。

しかし施設によって費用に差があるので、あらかじめ自分の予算を決めて、それに合わせて施設を選ぶことも可能となっています。

 

また、病院によっては保険も適用されます。

2016年の段階では、社会保険か国民健康保険に加入していれば、自己負担は3割で入れます。

また、高額療養費制度も使えるので、入院代と治療費が高額になれば、所得に合わせた一定額で治療を受けることができます。

僕の場合は統合失調症を発症する前の所得が300万ほどだったので、基礎控除33万円を差し引いた後の金額で、

80,100円+(医療費-267,000円)×1%(多数回該当 44,400円)ほどになりました。

 

もっていく物

自分で持っていく物は以下の物が必要です。

◇ 印鑑
◇ 保険証
◇ 洗面用具
◇ 衣類
◇ 寝具
◇ その他必要なもの(生活用具、箸、湯呑みなど)

 

布団やベッドはついていて、部屋にはクーラーやテレビもついている、普通の部屋でした。

でもお箸やはさみなど、体を傷つけてしまう恐れがある物の持ち込みは厳禁でした。

入る前に必ず持ち物検査があるので、いらない物を持っていくと没収されてしまいます。

あと携帯電話も禁止のところが多いです。

携帯電話は治療の妨げになったり、外部と連絡をとって気持ちを不安定にさせる材料となることがあります。

施設に入ったら、外部との連絡は遮断して治療に専念し、頭をからっぽにするほうがいいんです。


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