大学生でうつ病を発症した僕が、なんとか中退せずに卒業したときの話
2017/04/08
うつ病を発症しながらの大学卒業
大学生(2年生)の時にうつ病を発症しました。
自分の場合には朝起きて、布団から出ることもできなくなってしまいました。
食事をとるのも難しくなってきたこともあり、担任の先生に相談して、先ずは休学をすることにしました。
都内で一人暮らしだったのですが、一人暮らしですと、規則正しい生活に戻すことができにくいという理由で、実家に戻ってうつ病の治療をすることにしました。
周囲に大学生がいない環境の方が治療に専念出来て良いということもありました。
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実家に戻って
大学生であることを中断して、実家に戻ってうつ病の治療を始めました。
担当の医師からのアドバイスによって、規則正しい生活をすることから始めました。
朝決まった時間に起きて、家族で食事をすることから始めました。
これは誰でもができることですが、最初はそれも大変な苦痛でしたが、母の根気よいケアで克服することができました。
一つ克服すると母がお祝いをしてくれました。
それが大きな心の安らぎと励みになりました。
1年間続けているうちに、普通に生活ができるようになりました。
医師に診てもらったところ、うつ病の症状が回復したので、復学OKということになりました。
大学生に戻れる喜びに浸りました!
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復学して
うつ病の症状は回復しても、再発する恐れがあります。
そのためにはストレスをためないことが重要です。
復学後は極力ストレスをためないようにしました。
大学生として無理の無い科目登録をして、単位を取得していくようにしました。
1限は取らないようにしました。
1日に3科目以上の授業を受けないようにしました。
水曜日や木曜日は学校に行かない中休みにしました。
自分のうつ病のことを理解して、応援してくれる友人の存在は大きなものでした。
お酒は飲まない方がいいということで、コンパにでても、禁酒を心がけました。
睡眠不足にならないように、コンパの2次会に出るのは辞めるようにしました。
卒業
休学の期間を含めて6年かかりましたが復学後単位をすべて取得できたので、大学を卒業することができました。
お蔭様で、就職をすることもできました。
大学を卒業出来て本当に良かったと思っています。
大学生として楽しい学園生活を満喫できました!
うつ病によって、大きな不安や焦りに苦しめられる毎日でしたが、大学卒業によって、自分に自信を持つこともできました。
達成感にあふれています!
自分のうつ病の克服を応援してくれた、母親と友人に今でも感謝の気持ちを忘れません。
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