うつ病で泣くのはどんな意味があるの?その症状について
2017/04/08
うつ病と泣くことの関係
うつ病になってしまうと泣く事が多くなります。
うつ病の症状の特徴に自分の感情をコントロールすることができないというものがあるためです。
ですから、哀しい気持ちを抑えることができなくなってしまうと自然に泣くことになります。
職場や学校で泣くのはどうにも辛い気持ちになってしまうからです。
うつ病の場合には、自分に対して過度のストレスをかけてしまうことになります。
初めはそのストレスに打ち勝とうとしますが、最終的にはそのストレスに負けてしまって、それが極度の悲しみになって泣く事になります。
どうにも涙が止まらないような症状が2-3週間続いてしまうときにはうつ病の発症の可能性があります。
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泣くことの意味
人前で泣くのは恥ずかしいと思うかもしれませんが、悲しい気分を解消する効果があるので思い切り泣いてしまいましょう。
泣く事を我慢することはストレスになりますので、うつ病が悪化してしまうこともあります。
一目をはばからずに泣くことができれば、うつ病の回復につながっていくことにもなります。
知らない間に涙が出る
僕の場合、仕事中元気によく頑張っていたと思います。
周りから見ると、頑張りすぎるほどに一人でやりすぎていたんだと思います。
残業続きでノルマがきつい営業職をしていましたが、会社に返ってその日の事務仕事を片付けていた時、事務員の女性から「えっ!?」と驚きの声を上げられました。
その声にびっくりして、僕も「えっ?」と声を上げました。
すると事務の女性が、「あの、どうしたんですか?涙が・・・」と、その時気が付きましたが、僕、泣きながらパソコンに向かっていたんです。
まったく泣きたい気持ちでもなく、なんだかぼうっとして淡々と仕事をこなしていたと思います。
えっ?えっ?とそのことには驚き、そしてその時書いていた書類はミスだらけで、とても提出できるものではありませんでした。
自分で気が付かない内に心に負担をかけて、それが知らない内に涙として表れるなんて、当時を振り返ると本当に自分を追い込んでいたんだなと思います。
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泣くことができるうちに
泣く事が出来るうちにうつ病の治療を始めることは重要です。
うつ病が重症化してくると、泣く事も出来なくなります。
泣く事が出来ないということは、自分のストレスを解消する方法の一つを失うことになります。
医学的な方法で泣く事が出来るようになることはないので、カウンセリングなどの方法で、泣く事が出来るように戻すことが重要になります。
泣く事が出来ない状態でうつ病の治療を行っても満足な治療効果が出てこないことが多いものです。
泣く事を気にしてはいけません
うつ病の症状として泣く事がある場合には、無理にそれを止めなくても大丈夫です。
涙の量には限りがありますので、体からすべての水分がなくなってしまうことはありません。
泣く事と並行して、お腹が痛くなるあるいは激しい動悸に襲われるようなこともありますが、これも、涙が枯れると同時に収まってしまいます。
お腹の痛みや激しい動悸は、涙を止めようとするとひどくなることもあります。
泣く事を止めるのではなくて、泣いている間に自分の気持ちをスッキリさせようと心がけると、それはうつ病の症状の回復につながっていくことになります。
泣いていると周囲がそれを気にかけてくれて、癒しの言葉を投げかけてくれるかもしれません。
そのような癒しの言葉もうつ病の症状の回復に大きな意味を持つことになります。
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