統合失調症は治らない？完治ではなく寛解を目指そう！

統合失調症の寛解について

統合失調症になってしまうと一生治らないと思い込んでいる人は多いものです。

確かに完治は難しい（不可能）といえますが、寛解させることはできるようになっています。

統合失調症を寛解することができれば、一般的な社会生活を送ることができるようになります。

スポンサーリンク

統合失調症の完治について

統合失調症は脳の病気です。

脳の機能に異常が起きることによって生じる病気です。

脳の機能については、様々な研究が行われているにも関わらず、多くの脳の病気において完治させる方法が見つかってはいません。

それで統合失調症もよく治らない治らないと言われるわけですね。

ですから脳の病気になってしまうと、一生日常生活に大きなハンディを抱えてしまうと考えている人は少なくありません。

でも僕は一生治らないなんてことはないと思っています！

実際僕も最初は一生治らないのかと思い悩んでいましたが、寛解と呼べるところまで来ましたからね。

しかしながら、脳の病気を完治する方法は確立されてはいませんが、寛解する方法は確立されています。

寛解という言葉は聞きなれないかもしれませんが、病気の症状を緩和させ、

100％ではないにしろ健常な状態に近いものに戻すこと言います（対症療法ともいわれています）。

脳の病気においては、寛解の手段をとることが一般的になっています。

統合失調症に関しても同様の方法がとられています。

スポンサーリンク

病院での治療方法

医療機関で統合失調症の治療を行う場合には、医学的な治療と併用して、リハビリの方法がとられます。

医学的な治療法は症状の悪化を食い止めるために主に用いられます。

リハビリは脳の機能低下を復活させるために行われるものです。

リハビリによって、失われた脳の機能の大きな部分を回復することができるようになります。

リハビリの効果が出てくるまでの時間には個人差がありますので、気長に行っていく覚悟は必要になってきます。

統合失調症の寛解には周囲からのサポートも必要

統合失調症の治療のプロセスにおいて医学的な治療に効果は比較的短時間で現れてくるのでそれほど大きな問題になることはないのですが、リハビリの効果が現れてくるのは場合によっては長い時間となってしまうことがあります。

患者さんにとっては、この時間が非常に苦しい期間となります。

精神的に参ってしまうようなことも少なくありません。

患者さんの心の支えとなるものとしては、周囲からのサポートがあります。

ご家族や親しい友人からの心からの励ましは患者さんの寛解にとって大きな意味を持ってきます。

寛解できれば、めでたく日常生活も問題なく送れるようになります。

周囲の人は統合失調症の患者さんの心の苦しみを十分理解した上で支えてあげる気持ちが必要になります。