統合失調症とうつ病ですが、何か?

統合失調症とうつ病を併発して、5年がかりで克服し完治させたアラサー男の記録をまとめます。前職は営業職で病みまくり、今はストレスの少ない仕事で社会復帰を果たしています。

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うつ病を克服した期間でもっとも多いのは1年!なぜこんなにもかかる?

      2017/04/08

うつ病を克服するまでの期間について

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うつ病を克服するまでの期間をどのようにとらえておくといいのでしょうか?

書籍などを見ると、なかなか症状が回復することが無いと記載されていることが多いものです。

なかなか回復しないうつ病は難治性のうつ病と呼ばれているもので、うつ病の全体の10%を占めるものです。

一方で残りの70%は通常の治療法で克服可能になります。

ここではうつ病を克服するまでの期間についてお知らせします。

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医師の立場から

通常のうつ病の場合には6-12週間ほどでうつ病の症状は治療によって回復すると医者の立場からは報告されています。

でも、これは外見的に見える症状の克服であって、患者が抱える心の闇の部分の克服にはそれよりも多くの時間が必要になってきます。

この数字が統計的にはうつ病克服までの期間として報告されています。

 

患者の立場から

患者の立場からはうつ病の克服には多くの時間が必要になります。

平均して1年くらいの年月がかかります。

この期間は患者にとって非常に苦しい期間です。

なぜならば、外見の症状ではうつ病が克服されているように見えるので、周囲からは克服できてよかったという感じで対応されるのですが、自分はまだうつ病の苦しみを抱えているので、

そのギャップに大きく悩むことになって、その悩みがうつ病の克服に対してマイナスの作用を及ぼしてしまって、うつ病の回復に長い時間が必要になって来ます。

周囲のうつ病にたいする暖かい理解とサポートがあれば、この期間を短縮できるようになります。

 

難治性うつ病

難治性うつ病の場合には克服までの時間がさらに長くなってしまいます。

最低でも2~3年は必要と言われています。

最悪の場合には一生克服できないともいわれています。

難治性の場合には、症状の回復が一向にみられずに小康状態が続くので患者はとてもイライラしてしまいます。

焦ってはいけないのですが、病気が治らないというのは誰でもがイライラするので、それが克服に対してマイナスの効果をもたらして、更に長い治療期間が必要になってきてしまいます。

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効果的な治療効果

うつ病の治療において重要な要素があります。

それは患者の気持ちなのです。

患者の気持ちが治療に合っている状態であればスムーズにうつ病が克服されることになります。

どのような気持ちが合っているかというと、明るい未来をイメージできる気持ちが大事です。

 

さらには、自分には本当に休みが必要なんだと認識することも必要です。

うつ病発症の初期では上記のような気持ちになっていないので、治療をしても全く克服できないこともあります。

ですから、まずは、うつ病を克服できる気持ちになってからの治療が効果的になります。

克服できる気持ちになるまでの期間は人によってばらつきがあります。

気持ちの変化が上手くできないようなときにはその分うつ病の克服が遅れることになります。

 

克服には波がある

うつ病の克服には波があります。

うつ病の症状が克服している程度に波があるのです。

良い状態の時もあれば、悪い時もあります。

良い状態のイメージを覚えてしまうと、悪くなった時に大きな落胆を覚えてしまいます。

この落胆もうつ病の克服にはマイナスになります。

その結果として、うつ病の克服の期間が長くなってしまいます。

波に対しては、克服値の平均的な状態を自分で認識しておくことが重要です。

 

理解が必要

うつ病について過度に心配する必要はありませんが、知識なしに治療することはお勧めではありません。

うつ病の克服の期間を短くするためのコツとしては、うつ病を本人が理解することがあります。

うつ病がどのようなものであって、どのようにケアしていけば、最短でうつ病克服をすることができようになります。


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