うつ病が完治した僕のそれまでの過程。完治の判断とその確率について
2017/04/08
うつ病の発症から完治まで
僕はうつ病を発症しましたが、おかげさまで無事完治することができました。
その経過をここでまとめます。
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うつ病の発症:不眠
会社の業務の関係で、新しい部署への異動が決まりました。
当初は栄転であってこともあったのですが、これまでよりも仕事量が増えてしまって、処理しきれないという状態が出てくるようになりました。
自分のモットーは、仕事が正確で確実に処理できるというものであったので、何とか処理を使用と奮闘していました。
それが次第に大きなストレスになってきたようです。
これまでは眠れないということが無かったのですが、毎日深夜2時くらいになっても眠れないという症状に悩まされるようになってきました。
眠れないと仕事の能率をさらに下げてしまうので、それも焦りにつながって更に不眠の症状が悪化してしまいました。
大きな焦燥感によって、押しつぶされそうになっていた自分を家族が心配してくれて、精神科での診断を受けました。
うつ病の治療:治療開始
医師の診断に基づいて、うつ病の治療が始まりました。
当初は、仕事をしながらうつ病の治療を行うことを考えていました。
しかし仕事をしながらだと、常にストレスを感じてしまっているので、症状が回復しないので、有給をとることにしました。
この時点で上司にうつ病で治療を受けていることを報告しました。
有給は30日ほどあったので、自分としてはその間に治るかなと思っていたのですが、残念ながら十分ではありませんでした。
うつ病の治療:休職開始
有給も消化してしまったので、治療に専念するために会社を休職することになりました。
休職の期間は、給与はもらえなくなりますが、会社の健康保険から保険金が給付されるので、多いに助かりました。
うつ病が完治せずに、会社に行けないことは大きな焦りを感じてしまいます。
医師からは、焦りを感じることは治療にとってマイナスになるので、仕事の事を忘れて治療に専念しなさいとアドバイスされていました。
しかし最初のうちは仕事のことが気になってしかたありませんでした。
半年ほど、全く症状が回復しない状態が続きました。
さすがに、半年もすると仕事の事は殆ど気にならなくなりました。
それが良かったのかもしれません。
半年くらいしてから、だんだんとですが、不眠に悩まされることはなくなりました。
しかし、完治には残念ながらまだ時間がかかってしまいました。
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うつ病の完治:自分だけのリラックス空間から完治まで
最初と比べてうつ病の状態はよくなってきたのですが、完治とまでは言えない、微妙な症状が続きました。
うつ病の治療を始めてから10か月くらいから、自分をもっとリラックスさせようと思い立ち、アロマセラピーを始めました。
寝たきりのことろは、そんなことも考えられないし、そもそも体が動かなかったので大きな進歩といえます。
自分の場合にはアロマセラピーを行うと、本当に身も心もリラックスできる感じになれました。
アロマセラピーを始めると、睡眠障害がほとんどでなくなりました。
自分の中のマイナスの気持ちもなくなってきて、なんでもやれるんじゃないかという希望に満ちたイメージを持つことができるようになって来ました。
その状態で医師の診断を受けたところ、うつ病の状態から回復したのでもう大丈夫ですよと言ってもらえました。
うつ病が完治した瞬間でした!
その時は本当にうれしく思いました。
うつ病の完治後はトントンと物事が運んでいって、仕事に復職することもできました。
うつ病の完治:再発に注意
うつ病からの完治後もお世話になった先生の元で、定期的に治療を行っています。
先生にみて頂いて、大丈夫と言われるのは大きな安心材料にもなります。
また、うつ病は再発してしまうこともあるので(発症率も50%以上と言われています)、適度に自分をリラックスさせることもひつようなので、引き続きアロマセラピーにも通っています。
仕事の方も順調にこなせていますし、会社の他のメンバーが自分のうつ病を理解しているのも非常にありがたいと感じています。
うつ病の完治率は40%と言われています。
自分は非常にラッキーだったのかもしれません。
多くの人々のサポートのお蔭でうつ病が完治して本当に良かったです!
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