元気な赤ちゃんを産みたい!統合失調症中の妊娠するリスクと問題点
2017/04/08
好きな人と結婚をして、子供ができて、幸せな家庭を築く。
それはどんな人にとっても夢であると思います。
僕も今でこそ彼女と前向きに結婚することを考えていますが、統合失調症をわずらっていた時はそんな気力はありませんでした。
しかし、僕には統合失調症を子供に受け継がせてしまうかもしれないという、遺伝というリスクがあります。
今回は統合失調症の赤ちゃん、妊娠についてどのようなリスクや影響があるのかをまとめます。
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統合失調症の妊娠について
統合失調症を発症していると、妊娠についてはどう捉えていけばいいのでしょうか?
基本的には統合失調症であっても、妊娠することと生まれてくる子供に何らかの影響がでてくることは殆どありません。
統合失調症であっても安心して妊娠・出産をできると考えていいといえます。
しかし、医師の指示の元に統合失調症の治療を受けている場合には、必ず医師と胎児への影響について相談をしながら、妊娠・出産を行っていくことが良い方法になります。
統合失調症の妊娠:妊婦
統合失調症自身は身ごもってくる赤ちゃんに何らの障害を与えてしまうことはありませんが、
医学的な方法によって、統合失調症の治療を行っている場合には、胎児に影響が出ることも考えられます。
これは、一般の風邪薬などの場合と同様に、胎児に影響の出ないものを選んで治療を行っていけばいいだけなので、
医師に妊娠・出産の可能性がある場合にはそれを正確に伝えておきましょう。
そうすれば問題なく統合失調症の治療を行いながら妊娠・出産を行うことができるようになります。
出産後の子育てについては十分な計画が必要になります。
一般の方であっても、子育ての苦労は並大抵のものではありません。
さらには、統合失調症の場合には、ストレスは症状を悪化させてしまう大きな要素となってしまいます。
たとえば、ご両親に子育てを助けてもらう、御主人にもサポートしてもらうなどの、十分な計画性が必要になってきます。
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男性が統合失調症の場合
男性の方が統合失調症であっても、むろんのこと、生まれてくる子供に何らの影響もでることはありません。
さらには、男性が医学的な治療をおこなっていても、それが奥さんの胎児に影響がでてくることは決してありません。
その意味で、男性の方が非常に気楽な立場ではありますが、子供が産まれた後の生活環境の変化には十分な準備が必要になります。
男性と言えども、子育てに参加していくことが求められる時代になっています。
さらには、奥さんが子供に割く時間が大幅に増えてくるので、ご主人のケアに割く時間が大幅に減ることになります。
ある意味、孤独感を感じることもありますが、それを紛らわす努力がご主人の方に必要になってきます。
孤独感は、統合失調症の症状を悪化させてしまう要因として知られているからです。
まとめ
色々と大変な部分はありますが、子供を授かるということは非常にうれしいものです。
大きな喜びは気持ちを明るくしてくれるものなので、統合失調症の回復に大きな効果をもたらしてくれることにもなります。
とくに、旦那さんが統合失調症の場合は、子供が生まれたのをきっかけに改善に向かうというケースも多いそうです。
父親としての確かな喜びが、気持ちや脳に刺激をもたらし回路を正常に近づけてくれるのかもしれません。
しかしもちろん逆パターンもあり、その大きな負担から症状がますます悪化してしまうケースもあります。
統合失調症は1人では解決できないので、パートナーや家族の協力は必須です。
子供のためにも、より良い選択肢を考えていきたいですね。
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