うつ病の被害妄想はこんなにヤバイ！その症状と対応法について

うつ病による被害妄想

うつ病の症状の中には被害妄想があります。

被害妄想は自分が間違った感情を持ってしまっているということを理解できなくなってしまいます。

ですから、対処の仕方も難しい部分があります。

どのような被害妄想がでて、どのように対処すればいいのかをここでは紹介します。

スポンサーリンク

心気妄想

うつ病による、被害妄想の症状の一つに心気妄想があります。

この症状がでてしまうと、理由もなく自分は重大な病気にかかっていると思い込んでしまいます。

不治の病にかかっていると思い込んでしまい、医師の見立ても信じられなくなります。

複数の医師に自分の病気を診てもらってしまうこともあります。

罪業妄想

うつ病による、被害妄想の症状には罪業妄想もあります。

この症状の特徴に自分を罪人のように思いこんでしまうことがあります。

全く根拠がないあるいは些細なトラブルにたいして、自分を罪人のように扱ってしまいます。

自分を追い込んでしまって、時には自分をそれで自傷してしまうこともあります。

貧困妄想

うつ病による被害妄想の症状には貧困妄想があります。

充分な財産や貯金があるのにもかかわらず、自分はとても貧しい人間であると思い込んでしまいます。

心が貧しくなってしまう被害妄想ともいえます。

スポンサーリンク

被毒妄想

うつ病によって起きてしまう被害妄想の中には被毒妄想もあります。

自分の目の前にある食べ物に毒が入っているだと思い込んでしまう、妄想です。

食べ物を提供してくれた人に対して、毒を入れたのだから殺意があるのだと思うこともあります。

被支配妄想

うつ病からくる被害妄想には被支配妄想もあります。

これは、誰かに自分が支配・コントロールされていると思いこんでしまう妄想です。

相手にたいして、憎しみの感情を抱くこともあります。

症状が悪化すると、その人を警察に通報したり、裁判所に訴えたりもします。

対処法

うつ病の被害妄想に対しては正面から対処するのは良くありません。

うつ病の方の被害妄想を否定しても、それを受け入れることはないからです。

逆に、否定されたことに対して、怒りの感情を芽生えさせてしまうこともあります。

うつ病の被害妄想に対しては、話題を変えるようにするのがいいでしょう。

自分を消したいという妄想を持ってしまうこともあります。

このような場合には、自分を消すことは決してしないと約束させるのがいいでしょう。

妄想を忘れさせるのが良いのです。

うつ病の本人の抱えている、被害妄想からくる、心の不安や焦りにはやさしく対応して、深く共感するのがいいでしょう。