何か臭ってくる?統合失調症の症状のひとつ「臭い」について
2017/12/19
統合失調症と臭いの関係ですが、他人から指摘されるような臭いが目立つということはありません。
その代わり、臭いに過敏になってしまったり、もしくは臭いを意識しすぎて香水などを乱用してしまう危険性があるので、今回はそのことを中心に案内を進めていきます。
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統合失調症になると過敏になる
臭いについてですが、統合失調症により特殊な臭いが発生するということはありません。
というのも、統合失調症は脳であり、精神に関する病気のことだからです。
年齢に伴って加齢臭などがキツくなり、さらに統合失調症になると臭いに対して過敏になるので、自分の体は臭いと感じる人がいる程度です。
また、このようなことは前もって知っているかどうかで対処が違ってきます。
というのも、臭いに対して過敏になってしまうと、臭いばかりを気にしてしまうようになるからです。
このようになってしまうと、ちょっとした臭いが発生しているだけでも、統合失調症により起きていると感じるようになります。
ですが、自身の部屋などを探ってみると、その臭いの元が発見できることもあるでしょう。
例えば、洗っていない靴下、下着などが該当するのですが、体臭ばかりにこだわっていると、体臭以外の臭いに対する注意力が下がってしまうのです。
なので、臭いが気になるようになってしまった場合は、身近なところから清潔を取り戻すようにして、本当に臭ってしまう状況にあるのか確認しましょう。
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統合失調症特有の臭い
統合失調症により体臭が変わってしまうというケースはありませんが、統合失調症のため、色々な臭いが付いてしまうというケースはあります。
例えば、香水の臭いが該当します。
なぜ、香水の臭いが目立つようになるのかというと、それは限度を忘れて使用してしまう可能性が高いからです。
統合失調症の症状の中には、つい最近の出来事を忘れてしまったり、考え過ぎて不安になってしまうという症状があります。
すると、少しでも良い臭いにしておかないと、香水を使ったという気分にならなくなり、過剰に香水を使ってしまうようになるのです。
また、このような症状に悩まされている人は、どのように香水を使用すると、臭いが良く付着するのかを学んだほうが良いです。
例えば、香水に書かれている香水の使用マニュアルを確認しましょう。
大体の香水は、首周り、腰回り、両手に対して使用するという案内が書かれておりますので、こちらを参考にして香水を使用すると良いです。
正確に香水を使用しているということで、香水の臭いが充満していることを落ち着いて確認できるようになり、過度な香水の使用を避けられるようになります。
臭いに関するその他の問題
統合失調症のために、臭いがキツくなってしまうというのは、なにも香水のみで発生するわけではありません。
例えば、性格が雑になってしまうので、結果的に臭いがキツくなってしまうというケースがあります。
服などの洗濯を毎日行っていないとか、もしくは、お風呂の水を中々張り替えなくなるケースが該当します。
なぜ、このような汚らしい生活を送るようになるのかというと、それは、統合失調症にかかってしまうと、性格が大雑把になりやすいからです。
そして、洗濯物、掃除などを嫌がることも多くなるので、洗濯、掃除のタイミングはあらかじめ決めておいたほうが良いでしょう。
一度でもサボってしまうと、それが生活習慣の一部になってしまい、さらに臭いなどに対して感覚が鈍くなってしまうのです。
また、どうしても洗濯などが面倒という場合は、コインランドリーを使用してみると良いです。
まとめ洗いの機能が充実しているため、洗濯がかなり楽になる便利な施設となっています。
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