統合失調症の文章が怖すぎる!その特徴的な内容と被害妄想的な文章
2017/04/08
統合失調症の文章には、ある一定の特徴があるといわれています。
普通の人がが文章を書く場合には、頭の中で文章を構成してさらには推敲して文章にしています。
統合失調症の場合には、頭の中での思考が断裂していたり、論理性が低下し、支離滅裂な文章になってしまいます。
さらには過去の記憶をよみがえらせることもできないので、文章の内容に一貫性がなくなってしまいます。
具体的にどのような文章なのか、例を交えてご紹介します。
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支離滅裂な内容でも本気で書いている
食事のことを書いている文章の次に急に、宇宙のことを書いてみたり。
あるいは、自然のことを書いている文章の次に仕事のことを書いてみたり。
周囲の人が読んでみると、一貫性が全くないので、何を書いているのか理解不能な文章になってしまいます。
しかし統合失調症は、自分では完全な文章を書いていると思っており、周囲が自分の文章を理解できないというのに大きな不安とストレスを感じてしまいます。
また、過去の記憶を活用できないので、漢字の使用が極端に減ってしまいます。
ひらがなが多く、字がうまかった人でも字が下手になるため、小学生低学年の文章かな?と間違えてしまうほどです。
逆に、意味不明に漢字ばかり使うようなことも起きてしまいます。
統合失調症の治療に日記を書くことは有効で、周りにとっては意味のなさない言葉でも、日記を書くようにしてみましょう。
症状がよくなっていくと、文章が少しずつ意味のなす内容が通じるものになっていくことが分かります。
昔の文章を読み返すと、昔の自分は本当に病気だったのだ。今は改善に向かうことができている、と自覚することができます。
妄想の内容がハード
統合失調症の症状の特徴に、妄想があります。
妄想が起きてしまうと、実際にはないものを知覚してしまうようになります。
妄想による知覚の内容は、当然のことながら文章にも反映することになります。
なので、統合失調症の文章はあるいみ、ファンタジーのような文章になります。
残念ながら、明るい感じのファンタジーになることはありません。
統合失調症の妄想の大部分は、被害妄想という形になるので、文章の内容は非常に恐ろしいものになってしまいます。
例えばこんな感じの内容です。
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統合失調症の文章の内容
1:Aさんに監視されていて毎日怖くて眠れない。
2:職場の同僚全員が自分のことを不当にいじめている。
自分の身を守るために、警察に相談しようか?
3:家族が食事を出してくれるんだけど、もしかした自分がいなくなった方が良いと思っていて、毒が入っているかもしれない。
4:懐中電灯が「服を引き裂け」と命令してきて、今日は1日中服を引き裂いていた。おかげで手が痛い。
というように読んでいて、背筋が凍るような内容の文章になってしまいます。
取りつかれたように書く
このように、読んでいても全く理解不能の文章を書いてしまいますが、本人は意外と書くことは好きです。
毎日のように、なにかに取りつかれて文章を書いていく人も多いです。
本人に疲れがないようなら、気晴らしの一環に書かせておくのはありです。
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