子供の統合失調症~なりやすい性格や特徴・対策まで~
2017/04/08
統合失調症の発祥年齢
統合失調症は脳の疾患の一つで発症をしてしまうと、症状が重い場合には正常な社会生活を送っていくことが非常に難しいものとなっています。
しかし、統合失調症の症状は医学的な処方やリハビリによって大きく改善することも知られています。
統合失調症の発祥は100人に1人と言われています。
その中には未成年の子供も含まれており、決して大人だけがかかる病気ではないんです。
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子供でも発症する
100人に1人という割合なので、非常に身近な病気と言えます。
統合失調症を発症する年齢は10代後半から20代までがそのピークと言われています。
ですから、統合失調症は大人の病気と考えることもできます。
しかし、10代前半の子供でもまれに統合失調症を発症することがあります。
子供の統合失調症の特徴
子供の統合失調症の場合には、幻覚などや妄想などの症状がでていても、子供だからという理由で、なかなかそれを周囲が、気が付くことができないという特徴があります。
統合失調症を短期間で治す一番の方法は早期発見・早期治療であるので、
子供の統合失調症は治療の開始が遅くなってしまい、治療に時間がかかってしまうことが多くあります。
子供の統合失調症の場合には大人で見られる症状に加えて、不登校・問題行動・チックと行った症状が出てくることもあります。
周囲の環境に対して繊細な子供の場合には統合失調症を発症しやすいという傾向にあります。
子供の場合には、ご両親が繊細な部分をカバーしてあげて、ストレスを感じないようにすることが重要になります。
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子供の統合失調症:親の責任
子供が統合失調症になってしまうと、両親が育て方や環境を間違ってしまったのではないかと考えて自分を責めてしまうことが多く起こってしまいがちです。
しかしながらそのような考え方は杞憂とえいます。
統合失調症を発症する要因には様々なものがあり、親の育て方や環境だけで左右されるものではありません。
親が子供にしてあげられることは子供のストレスを軽減してあげる事だけです。
普段からそのように心がけていけば統合失調症を発症しにくくなるといえます。
子供の統合失調症の治療法
子供の統合失調症の場合も大人の統合失調症と同様に、医療機関で医師の指示の元に治療を進めていけば、確実に症状が回復して一般生活を送れるようになります。
また、統合失調症の寛解に必須のリハビリテーションの際には、両親の励ましは子供さんにとって大きなパワーとなります。
子供さんと二人三脚の気持ちでご両親が統合失調症を治していくという気持ちが親御さんには必須といえます。
親御さんが焦った表情を子供に見せてしまうのは逆効果といえます。
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