適応障害の治療期間は平均2年。ぼくも2年かかりました
2018/07/20
適応障害の治療期間を特集しています。
人によっては、適応障害の治療期間が長くなりやすい人もいますが、私の場合は短く済んだので、なぜ、治療期間を短くすることができたのか、そのことについても触れさせていただきました。
今回は、適応障害の治療はどのくらいの時間かかるのか、僕の治療体験とデータをもとにご紹介します。
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平均は2年以上と短い
適応障害の治療期間ですが、正確な年数は存在しない状況です。
そのため、2年以上という曖昧な情報を多く見かけるのですが、2年以上3年未満というケースが多い状況となっています。
また、人によっては3年以上経っても、適応障害の治療を終えられない人もいます。
このような人が出てくる理由ですが、それは、潜在的な治療期間も合わせると、治療期間が長くなってしまうためです。
例えば、1年間は自分で治療を行った、しかし、その後はずっと病院で治療を受けている人もいますので、一般的な人と比較して1年、もしくは2年以上も長い月日をかけて治療を行っているのです。
これは、適応障害の症状が複雑なためです。
人によっては、怒りっぽくなるだけ、人によっては風邪のような症状が出るだけなので、個人が適応障害を正確に理解するのは難しいでしょう。
そのため、正確な治療期間は良くわかっていない状況で、2年以上3年未満の人が多いという状況なのです。
精神病、もしくは精神病に近い障害のほとんどは、癖のある症状が少ないため、自己申告制に近い形でデータがリストアップされていきます。
これも、正確なデータが少ないと言われる理由なのです。
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ぼくの場合は2年以内だった
私の場合、適応障害の治療期間は2年以内でした。
平均と比較してかなり短いのですが、これには理由があります。
まず、私は精神病、そして適応障害について調べる機会が良くありました。
というのも、私の家族はうつ病のような、精神的な問題を抱えている人が一定数いるからです。
そのため、うつ病のような病気は恐ろしいと感じることも多く、独自に調べる機会が良くあったのです。
しかも、自分の場合は適応障害の症状が、ほぼ毎日で出ていたため、すぐに適応障害の問題を抱えていることを理解できました。
また、この時からテレビ番組の健康特集を良く見るようになりました。
そこで、食事の大切さ、そして精神障害者が増加傾向にあることも理解し、病院で治療を受けることの大切さを学んでいたのです。
要するに、治療前に必要な知識を得ていたので、治療を最適化することに成功しました。
このような個人でできる対応も、実は、適応障害の治療期間を短くするコツなのです。
治療期間が異なりやすい理由
人によっては、5~10年も適応障害の治療を行っている人がいます。
このような人がいる理由ですが、それは、治療方法を色々と変えているためと言われています。
症状が重いので、適応障害の治療期間が長くなるケースは稀に存在するだけで、それほど頻繁に起きている問題ではありません。
インターネットを用いて適応障害を調べると、適応障害は簡単に治らないという情報が良く見つかります。
ですが、今では神経を癒やすための方法、民間療法として最適なものがハッキリしているため、それほど、治療期間が長くなることも減ってきました。
しかし、人によっては神経科など、神経の問題のみをピックアップして、適応障害の治療を行っている人もいるのです。
このような治療を行ったとしても、かえって治療期間が長くなるだけなので、まずは精神科でカウンセリングを受けたほうが良いでしょう。
というのも、ストレスを溜め込みやすい性質が影響しているだけで、その他のトラブルが少ない人もおられるからです。
安易に神経科で治療を開始すると、治療薬の使用頻度が上がってしまい、素早く治療を終えられないことに対してのストレスが、溜まりやすくなるだけというトラブルが存在します。
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