仕事で適応障害になった場合の職場で異動願いをする方法
2018/03/30
適応障害のため異動をお願いする人は、年々で増加傾向にあります。
最近になってこのような問題が知られるようになったのは、適応障害のため異動をお願いすることでメリットが発生し、さらに、良い環境で働けるようになった人が多いからです。
今回は、仕事で適応障害になった場合の職場で異動願いをする方法をご紹介します。
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異動することで発生するメリット
適応障害のため異動をお願いした場合、以下のようなメリットが良く発生します。
まず、異動できたという事実が嬉しく、且つ、仕事環境の変化を感謝できるようになります。
そのため、人間関係の再構築など、環境によって適正、不適正が存在することも学べるようになるのです。
例えば、機械などの動作音がうるさいと感じる工場、事務のため静かに仕事ができる事務室、どちらのほうが自分に合っているのか、そのことを良く理解できるようになります。
普通に考えると、うるさいより静かなほうが良いと判断できますが、適応障害の場合、周囲の目、そして雑音に対しても好みがあるので、静かであればあるほど良いわけではありません。
私も適応障害の苦しみを知っている人物なので、静かな環境で誰かが話し合っているより、適度なパーソナルスペースを感じ取れる、工場作業員のほうが楽だと感じることが良くありました。
パーソナルスペースとは、人によって違う安心できる距離、間合いのことです。
私の場合、安心して仕事できる環境が、周りに誰もいない工場作業員としての勤務で、機械がガチャガチャと音を立てるのも、心のリラックスにつながりました。
このように、人によって異動のメリットは違ってきます。
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異動することで発生するデメリット
異動にはデメリットもあるので注意してください。
例えば、すぐに勤務を開始できないケースが該当します。
派遣社員として勤務されている場合、基本的に長期休暇を取るのは難しいことを知っておきましょう。
そのため、異動をお願いしてしまった影響で、1ヶ月ほど勤務できないこともありました。
そもそも、異動をお願いする人が少ないため、職業によっては、異動をお願いした事実がすぐにバレてしまうのです。
なので、安易に異動をお願いするのではなく、先ずは上司と相談されたほうが賢明です。
私の場合、仕事内容によっては気持ち悪さ、また休日を取る回数そのものが多かったため、周りの人から良く心配されることがありました。
ですが、自分とほぼ同じ理由で異動をお願いした人は、すぐに異動が決まらず、すぐに決まるものだと思っていたのか、上司ともめてしまうことが良くあったのです。
なので、精神的な余裕を保つことも重要なので、思い立ったが吉日と捉えずに、先ずは、どのようなことに苦しんでいるのか、異動は早いほうが良いのか、そのことをまとめてから相談を行うようにしましょう。
異動の成功事例
過去に何度か、異動のお願いを出したことがあります。
ただ、成功事例を元にして考えると、4月、5月、11月、12月に異動のお願いを出すのは良くありません。
というのも、人事異動が頻繁に起きる時期でもあるからです。
4月、5月は新入社員が入ってくる、もしくは、何らかの理由で辞めることが多い時期です。
そして、11月、12月は計画性を高めて、会社を回さないといけないことが多く、この時も人事異動が起きやすいのです。
また、残業時間など勤務時間外の作業が目立ちますので、このタイミングで異動をお願いしてしまうと、周囲の人達ともめてしまうことが多くなります。
そのため、適応障害のため異動をお願いするタイミングで最適なのは、6月、7月がベストでした。
ちょうど仕事の計画も一区切りというタイミングで、人事異動についても落ち着いているため、上司に相談するタイミングとしてはベストだと思っています。
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