諦めるな!統合失調症が治った人に見られる共通する3つの特徴
2017/12/15
統合失調症が治ったと感じている人には共通の特徴があります。
なので、今回はどのような工夫、対処をされていると、統合失調症が治ったと感じる状態になるのかを案内していきますので、これから統合失調症を克服したいという人は、良ければ記事を参考にしてください。
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将来に希望を持つ
統合失調症は精神に強い影響を与えることで知られています。
有名な症状に、精神が不安定になる、怒りっぽくなるという症状があります。
また、元々精神的に丈夫な人であっても、統合失調症が治るまでに時間がかかる人もおられますし、前述の症状がまったく出ないといった、都合の良い展開を経て治療に成功する人も少ないです。
では、どうして統合失調症から立ち直れる人と、立ち直れない人がいるのかというと、以下のような特徴をもって、統合失調症と向き合ったのかという違いが存在するからです。
まず、統合失調症を完治させようと考えている人は、気持ちが前向きであったりします。
しかし、前述の通りで都合良く統合失調症が治るわけではありません。
なので、治るまでのロードマップを用意しておき、それに従って病気の治療を行う努力をされているのです。
例えば、人付き合いが苦手という人は、しっかりとした発声でしゃべるだけで良いというふうに、あまり辛いミッションなどを自分に課さないことが多いのです。
逆に、いつまで経っても統合失調症が治らないという人ほど、段々と早く治さないといけないという概念を持つようになるのです。
このような意識の差により、統合失調症が治ったと感じる人と、いつまで経っても治らないと感じる人に分類されます。
いつまで経っても治らないと感じている人の中にも、実は症状がかなり良くなっている人もいるのです。
しかし、希望を持たなかったことにより、完全に治るまでは治っていないという決めつけが発生し、これにより治療期間が長くなってしまうこともあります。
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完治を意識しないほうが良い
完治に関して補足させていただきますが、そもそも統合失調症には完治という考えが存在しません。
病気なので、完治という見方がないのはおかしいと思われるかもしれませんが、統合失調症の場合は、高年齢に達するほど再発のリスクが高まってしまうので、完治したという状況を正確に見出すのが難しいのです。
実際に20代に統合失調症にかかり、1年ほどかけて治療に成功した人も、40代になってから統合失調症を再発したという事例が多く存在します。
また、統合失調症の再発リスクを先に知っていないと、再発時に鬱に似た症状が出てしまうこともあり、人前に出るのが億劫になる人もいるのです。
なので、病院で治療を受けている場合も完治という扱いより、主な症状を脱したという表現が良く用いられます。
統合失調症をスムーズに治療できる人は、知識的な問題点を看破し、統合失調症の治療に当たる人のことでもあるのです。
再発を予防する方法
統合失調症そのものの予防、再発の予防についてですが、基本的に似たような対処法で治療を行っておくことが大事です。
例えば、投薬治療に依存しないようにしましょう。
投薬治療は初期症状の緩和、再発リスクを下げる目的で行っています。
なので、投薬治療を行えば脳内の問題が解決し、さらに統合失調症が治ったと感じるほど、状況が好転するというものではありません。
後、人に依存することを覚えたほうが良いです。
統合失調症にかかってしまうと、原因は不明とされていますが、人付き合いそのものに不安、恐怖を感じるようになります。
ですが、統合失調症が治ったと感じる人ほど、人付き合いを嫌々でも続けていることが多い、という共通の特徴があるのです。
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