統合失調症とうつ病ですが、何か?

統合失調症とうつ病を併発して、5年がかりで克服し完治させたアラサー男の記録をまとめます。前職は営業職で病みまくり、今はストレスの少ない仕事で社会復帰を果たしています。

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統合失調症の彼女と別れる?結婚する?今後付き合っていくとどうなるか

      2017/06/15

女性の統合失調症の特徴

ヨーロッパでは、都市部を中心に人口密度が高い地域に暮らしていれば、統合失調症になるリスクは高くなる調査結果が出ています。

男性と女性の統合失調症発症率は、感情的な作用が強い女性が多いとの意見もありました。

しかし男性の方が社会的責任に於いて家族や恋人に対して、「自分が金銭的面倒をみるもの」

として社会的な対人関係に対して、ストレスを抱える機会が多いです。

 

統合失調症の特徴としては、対人関係で完全な他人と接する機会と、身内などと過ごす機会の中に極端な落差、あるいはマイナス要因がどちらも強いと発症リスクが高まります。

女性の場合は、幼少期からその性質を周囲が気が付かず、やや感情的で落ち着きがないと見られて、統合失調症に家族も気がついていないケースも多いです。

 

また発達障害や、軽度の知的障害などと混同されて、診療でも気が付かれないケースもあります。これは社会的に会社や学業においても、重責を負う機会が男性よりも女性は少ない点があげられます。

従い、男女で付き合い始めてから、彼女が統合失調症ではないかと、初めて心療内科などを受診し、診断される場合も多いのです。

 

その前兆を把握するのは、彼女の日常を昼夜両方で見る機会が多く、恋人や女性と付き合う男性が最も親しいからともいえます。

従い、別れる場合でもそれについて悩むのは、男性側が多いです。

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統合失調症の彼女と付き合うと?

統合失調症であると彼女のことを認めた上で、敢えて彼女として付き合う男性は少ないかもしれません。

男性にとって、感情の激しい女性は、恋人や結婚といった家庭的な印象を持ちにくいからです。

男性が女性と付き合って、結婚などを意識しないことは稀でしょう。

 

その為、男女の付き合いではどうしても女性は受ける立場で、大抵男性はアプローチする側です。統合失調症である女性と知っていれば、別れるというより、避ける方の男性は多いと思います。

しばらく彼女と付き合い始め、結婚しようか頭に浮かんだ時、女性の私生活の中で対人関係に関することは、男性にとって異性である事が多いです。

つまり女性の人脈は、やはり同性、女性同士の関係が圧倒的に多いということです。

 

同性の付き合いでは、女性の方がより同性とは親しい関係とか、絆を持っている場合もあります。

女性の家庭環境が母子家庭や父子家庭の場合なら、結婚は大きな生活の変化ですから、女性の家庭の家族関係が良好でないなら、彼女と結婚して統合失調症の前兆が遠のくこともあり得ますね。

付き合う中で、彼女の統合失調症を緩和できるかもしれません。

一方の男性は、仕事やプライベートでも異性と話す機会はいくらでもあるでしょう。

 

普通の人でも、こうした私生活と社会的な生活の中で、付き合い始めた異性のトラブルがもとで、結婚が失敗して別れるケースはいくらでもあります。

問題はその女性にとって男性と付き合い、男性は彼女の心の負担を何処かで与えてないかが、非常に分かれ道となります。

統合失調症のような精神障害は、「他人の気持ちに配慮」する”ゆとり”は期待できません。

 

人に配慮出来るのは、他人を信頼する前提があるとか、不安や焦燥感に引きずられない、独立した自我がある場合です。

統合失調症は、他人とのコミュニケーションで、明確に自分と他人の違いを割り切れない部分が強いです。

彼女の思いが強ければ、別れると切り出すのも、非常に難しくなるのではないでしょうか。

 

妄想や虚言、幻覚もある意味「思い込み」の一つで、統合失調症の女性なら、付き合う中で「結婚」が目の前に迫れば、男性への思いもまた強くなるはずです。

付き合う中で、その会話や心の繋がりでトラブルが起きた場合、それは彼女の本心というよりも、統合失調症のせいだと考えられるかどうかが、付き合う彼女と結婚出来るか別れるかの瀬戸際になります。

 

感情と女性、恋愛の関係

男性にとっての恋愛感情と女性にとっての恋愛感情は、付き合いながらも恋人同士でもやや異なるものです。

「何が家庭的なのか?」でも、男性は「我が家が癒やしの場」と思う場合もあれば、彼女となる女性は、「結婚はお互いに協力して補うもの」と考えている場合があるからです。

 

男女同士、互いの依存度には結婚しても温度差はあります。この温度差が極端に広がれば、結婚前に彼女と別れるはずです。

もし仮にこの温度差があまりなく、男性も女性のような家事や付き添いなどを、協力出来る配慮が強いのなら、彼女と付き合い、結婚して彼女の統合失調症をカバーする生活は可能でしょう。

彼女となる女性にとっては、結婚後の生活は統合失調症の治療と平行、あるいはその前兆を抑制できる環境でなければなりません。

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入退院を繰り返している場合は?

基本的に統合失調症は、他の精神障害、うつ病、睡眠障害の状態が併発し、同時にどうしても併発した症状や障害をある程度、集中治療しないといけない場合があります。

虚言や妄想はひどくなれば、徘徊や引きこもりとなり、食事も受け付けなくなることがあるからです。

こうした場合の統合失調症の入院は、精神保健福祉法に定められ、然るべき医療施設へ「医療保護入院」の対象となります。

 

現在では強制的な入院は無く、必ず本人の同意に基づく入院です。

もし自分の彼女がこうした入院経歴が過去にあり、少なくとも2回以上入院経験があるなら、余程の覚悟がない限り、男性側の家族の同意を得るのは難しいでしょう。

症状の重い状態と回復して、安定するまでの間、かなり長い「消耗期間」が彼女にはあるからです。

 

この間、他の誰とも正常な付き合い方は期待できないものです。

気力も体力もかなり限界点にあるので、彼女の退院後も普通の付き合い方に戻るのはかなり時間がかかるはずです。

最後の入院が、5年以上経過しているのなら、また付き合う可能性もあるかもしれませんが、男性の心がそれまで維持できるか問題ですよね。

別れる場合は、会えない時間はやはり目安になるのではないでしょうか。

 

結婚で障害となりやすいことは?

やはり彼女と付き合う中で、しっかり彼女の生活も男性がフォロー出来るかにかかっていまるのが、統合失調症の彼女と結婚して大丈夫かの判断材料です。

結婚生活で妻となる彼女と障害となるのは、症状次第で彼女とコンタクトが取りにくい場合が出てくることです。

 

統合失調症の病態が一様ではないこと、パターン化していないのは発達障害と大きく違う、精神障害であるからです。

その時、結婚した彼女の身の回りの世話、生活基盤のフォローは男性側に負担となるはずです。場合によっては、男性は自分の事は自分でやり、彼女を結婚生活の中で、休ませる休息を最優先させる場合もあるからです。

 

つまり「家事」とか、生活の中での雑用全般と料理などですね。それに彼女の身の回りの世話もあるかもしれません。

自分が理想とした結婚生活とは想像が違ってた、そんな場合もあります。

しかしその時点で別れるなら、「彼女を見放した」という事実は、後々悔恨となることは多いです。

 

統合失調症にとって良くない関係は?

統合失調症は、「他人との依存心」が症状出現の発端となるわけではありません。

小さな人間関係の失敗、「孤独」や環境の孤立性も非常に再発の要因になりやすいです。

これは結婚に至るまでは、彼女の傍らにいた男性が、結婚後は1日の大半を外で働いたり、距離が出来てしまうからですね。

 

喪失感は不安を与える要素の一つです。彼女が統合失調症の自覚があり、それが再発の要因となるなら、今度は彼女から別れる話が出て来るかもしれません。

ある意味、理想的な結婚生活で別れることが無い関係とは、「家庭生活を最大限に重視する」生活を指します。

 

これには安定した収入の他に、確実に家に2人がいる時間が一定上確保できなければならないのです。

残業が多い、あるいは外で飲酒や人付き合いを重視する男性は、統合失調症の彼女とは良好な関係は結べず、別れも早くにやってくるはずです。

 

互いに支え合っていけるでしょうか?

女性の統合失調症であることを理解し、男性が前兆や症状の出現を発見し、そのフォローをしながら自分でその家庭を築けるのなら、

統合失調症の彼女と結婚しても、大きな障害は生まれないでしょう。

「彼女をまず支えよう」その意識が男性に付き合う中で芽生えているかです。

 

統合失調症の彼女と別れた場合

良好だと思っていた大切な人間関係が失われるのは、精神障害にとっては重大な出来事です。

転職、死別、別れる、などは統合失調症の彼女にとって、再び「障害を一人で背負う」という心へ追い込むことになります。

 

これは、より一層統合失調症の改善には悪影響を与える可能性は高いです。統合失調症は、女性の場合症状が出現する年齢は、男性よりも高いと統計で出ていますが、これは幼少期にそうした性質に周囲が気がついていないケースも多いのです。

つまり彼女と付き合っている間は、まだましだった症状が、別れることで悪化する可能性は高いです。

 

統合失調症の彼女と結婚した場合

男性側には、「彼女は誰に対しても、本当に心が平穏でいるには治療を続ける必要がある。」と覚悟が必要となります。

場合によっては、その負担で自分も精神衛生が乱れ、睡眠不足になる場合もあります。

 

しかし多くの精神障害は集団の中では、治療が良好に進まず、やはり親しい人と1対1の関係が何処かで必要です。

彼女と結婚したい男性は、この点をよく考えるべきでしょう。

 

統合失調症の彼女と同棲した場合

同棲生活も結局は、結婚後も同じ対応でずっと続ける事になります。

そういった意味では、統合失調症の改善と治療に、結婚後は更に注意しなければなりません。

彼女にとって結婚とはそれなりに大きな出来事ですよね。

 

自分は他人かどうか

最後に統合失調症の彼女と現実に付き合っている男性なら、まず心得て欲しいのは、統合失調症とは、「未完成の人格」

ではないということを心得てほしいですね。人に対しる考えが、統合失調症の彼女だけが特殊なのではありません。

会話や人の表情、自分の出来ないこととのバランスが上手にコントロールできないのが、統合失調症です。

 

妄想や虚言、幻覚はそのバランスが大きく障害に引っ張られ、最終的に悪い方へ傾いた場合に限ります。回復して安定すれば、ほとんど彼女は普通の女性に見えるでしょう。

 

それが本当の彼女の姿です。統合失調症とは、様々な人付き合いの関係を、脳で上手く整理出来ない性質であるともいえます。

自分が彼女にとって、他人かそうでないかは統合失調症の理解と同時に、彼女の本当の姿を自分が引き出せるかどうかにかなっているでしょう。


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