また元気な夫に戻って!うつ病の夫への正しい接し方・言ってはいけない言葉
2017/04/08
夫がうつ病になってしまったら、妻は夫を支えていきたいと思いますよね。
そんな場合、家庭でできる妻のサポートはどんなものがあるのでしょうか?
夫にとっても妻のサポートは大きな支えになるので、うつ病からの回復に大きな意味が出てくることになります。
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負担やプレッシャーをかけないようにする
妻ができることの一番重要な点はうつ病の夫を立てることです。
うつ病になってしまうと、これまで当たり前のようにできていたことができなくなります。
夫はそれに対して、大きな動揺を覚えてしまいます。
とくに男性は、一家の大黒柱でありながら家族に負担をかけることになると、責任の重さを感じてしまい、うつ病を悪化させる傾向にあります。
妻はそれにたいして、大丈夫心配ないからというような対応を取ることがベストです。
これを妻が責めるような対応は絶対にNG。
これまで働きすぎたので、たまにはのんびりしたらいいんですよ。
という、自然な感じの温かい対応で妻は夫に接するのがベターです。
特別な対応はかえって逆効果になることも
特別な対応や、毎日特別の料理を作るのは、かえって逆効果になります。
良かれと思ってやることが、うつ病だと逆の意味で捉えてしまうことがあるんです。
例えば、旦那さんに元気になって欲しいからと、好物をたくさん作って食べさせるとします。
普通なら喜んで、気持ちが少しは回復しそうなものですが、うつ病の思考回路は違います。
「ああ、俺の好物ばかり作らせてしまい、申し訳ない。早く回復しないばかりに、妻に気をつかわせてしまっている。俺なんてもういない方がいいのかもしれない」
そんな風に思わせてしまうことがあるんです。
あくまでも普通に夫に妻は接していくのが最大のサポートになります。
夫が快適に過ごせるようにしていくのが良い方法です。
うつ病の夫にこんなことは言ってはダメ
うつ病の人は過度のストレスに対して非常に敏感になっています。
うつ病の夫の場合も、妻の何気ない一言に大きなストレスを感じてしまうことが少なくありません。
妻が夫にたいしてうつ病の症状の回復について、しばしば聞くのはNGです。
夫の方は早くうつ病を治さないといけないと焦りを覚えてしまうからです。
妻が夫に対して気を使って、なにかしたいことないというのもNGです。
うつ病の夫にとっては、自分でやることをチョイスするは大きな負担になってしまうからです。
夫が自然にやってみたいと思うようなものを妻が用意するようにするのが一番良い方法です。
今日の夕食はおでんにしようと思うけどいいかな?
明日は、外で外食しようと思うけどいいよね?
というような感じがベターです。
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うつ病の夫に妻は気を使いすぎてはだめ
うつ病の夫にたいして、妻が気を使いすぎると夫の方は負担に感じて、うつ病の症状を悪化してしまうことが多くなります。
さらには、妻の方も夫に気を使いすぎると自分自身にたいして大きなストレスをため込むようになるので、妻の方までも心を病んでしまったりするのです。
妻も病気になってしまっては意味がありませんので、絶対に妻の方は自分にストレスをため込むようなことになってはいけません。
そして、そのように夫に接していくのが、夫のうつ病の回復にとってもプラスに働くことが多くなってきます。
普通の生活に焦りを感じずにいられた
僕はまだ結婚していないので、うつ病のときは主に母に看病してもらっていました。
そこで母の行動で僕が良かったなと思う点は、うつ病の病状に合わせながらも、母は母なりに楽しそうに生活をしているように見えたことです。
うつ病になると些細な物音や光が気になります。
僕の場合、ニュース番組は大丈夫でも、それ以外のバラエティや音楽番組のテレビは、家族が見ているだけでストレスを感じていました。
そのため、うつ病の間は家の中でTVはNG。
見るなら僕が寝ている間に、イヤホンを装着してみることが余儀なくされていました。
家族中にそんな不便な生活を送らせながらも、母をはじめ、家族は普通に、楽しそうに暮らしていました。
それに疎外感を感じるタイプもいますが、うちの場合はもともとみんな仲がよかったので、僕もその中の一員なんだと素直に受け入れることができていました。
それで、「ああ、家族の中にうつ病がいるけど、みんな楽しそうにしてくれているからよかった」と、早く治らなければいけない。
自分が家の中を暗くしているんだ、という焦りを感じずに済みました。
これはうつ病のタイプにもより、普段のように明るく過ごしていると、「家族だけ楽しそうにしているのは気分が悪い」と思うタイプもいます。
旦那さんのうつ病のタイプを把握して、普段どのように生活するのが良いのかを考えるといいですね。
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